今日は水曜日のカンパネラの武道館公演を観てきました。
武道館の客席は360度ぐるりと囲むようになっているのでセンターステージが映えていいですね。
水カンはメジャーアーティストなのでこれからもっと大きなステージに立つこともあるでしょうね。そんな可能性を感じさせる良いライブだったと思います。
武道館クラスの箱になるともう地下のライブハウスと違って、演者さん本人の身体のみでは成立しなくて、映像やバックダンサー、ギミックを使ってライブを拡張して観客に届けていくわけなんですよね。ライブハウスでは演者と観客は1対1の関係が多数という感じですが、アリーナは1対多の関係性という感じがします。
ちなみに私は地下アイドルが武道館に命からがら辿り着く、というシチュエーションが好きです。
命からがらって何?って話ですけど、解散ライブが武道館とか、それこそ客席が半分くらいしか埋まってないけどチケットにとんでもない傾斜をかけてVIP席3万円4万円、一般席1000円みたいな値付けをしてギリギリ成立させているようなことを言っています。
地下アイドルは武道館を人生最大の目標として生きてきているわけですから、パフォーマンスも鬼気迫るものがあります。ずっと小さなライブハウスで演ってきた子たちがその日だけは箱に見合った迫力を発揮できているように見えます。私には。
私は地下根性が染みついているのでベストセラー作家だとか売れっ子になりたいなんて欲はなくて、まぁ今後表舞台に出ることなくても細々と投稿サイトで活動するでもいいとは思っているんですが(一応、お忙しいようで全然順番回ってこないとはいえ担当編集者さんとは付き合いが切れてなくて原稿も渡してますし、ありがたいことに呼んでいただいている企画もあるのでまだ首の皮一枚繋がってはいますけど)、地下アイドルが武道館に立つような覚悟を以て取り組める作品みたいなのが書けたらいいなという気持ちはあります。武道館公演の日がいつに決まりました、みたいにはならないので自分と重ねるってことはないんですけど。表現の仕方が全然違うので。
そんなのどのタイミングで思うんだっつー話ですけど。プロットの段階でこれはヤバい、一文字たりとも手を抜けないって思うんですかね。プロットの前段階で天啓に導かれた感じになるのかもしれません。
この記事はエッセイに書こうかなーと思ったんですけど、別に何もお役立たない情報なので近況ノートだけにしておきます。
近況ノートとエッセイの使い分けは曖昧で明確に決めてるわけではないんですけどね。
Twitter(X)はもうほぼ宣伝と生存報告くらいですねぇ。時々、これ書いたらバズりそうだな(悪い方向に)ってネタは思いつくんですけど、結局作品がバズらないと意味ないというのは歴史が示していますので、わざわざ燃えることもないかなと。
ではでは。