https://kakuyomu.jp/works/16817330650090488047/episodes/16818093090588437975133話upしました。
年末というのもあって忙しく、ちょっと久しぶりの更新となってしまいました。
今回のエピソード、中米の怪異が多く登場しております。
131話でアステカの神官の霊「テオピスキ」が登場しましたが、テオピスキというのはナワトル語でそのまま「神官」の意味だそうです。
作中世界には、人間の国家を揺るがすレベルの非常に強い怪異が何体が存在するのですが、ミケでも戦って勝てそうにない怪異はあまり本編に関わってきません。
話の規模が大きくなり過ぎるので…
説明だけ登場しているところだと、旧ソ連の巨竜ズメイ、東京のお岩さん、平将門、それに今回のテオピスキがいます。
テオピスキは現在先住民コミュニティに管理された黒曜石の中に眠っています。
多分これで神話とかメキシコの考古学が好きな方は何となく察されたかと思いますが、モデルはアステカ神話の、夜と戦争と黒曜石の神、テスカトリポカです。
ただこの作品、現実に信仰を集めている「神」をそのまま出演させるのは基本やらない事にしてるので(お岩さんとか祀られてますけど)、テスカトリポカを祭る儀式を執り行った神官の霊、という形で登場して貰いました。