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赤いきつねと緑のたぬきの話。そして近況の長い長い愚痴。

どうも、いつもお世話になっております。紙季です。

この度、拙作ながら赤いきつね緑のたぬき幸せしみるショートストーリーコンテストに参加させて頂きました。

800字から4000字のショートストーリーという事で、取り敢えずパッと思い付いた900字程度の話を書かせて頂きましたので暇があればサクッと読んでみて下さい。

とはいえね、「幸せしみる、あの日の思い出」的な求められているような作品を私が書けるはずもなく、賞金も副賞のカップ麺も欲しいですが早々に諦めている今日この頃です。

最近は右を見ても左を見ても、自分の拙さや愚かさとか矮小さとか醜さとか際立って見えてきて自嘲で鼻で笑う日々が続き辟易としておる所ですね。

人に出来て自分に出来ない事とか、努力が足りないとか愛や熱意が足りてないとか改めて思い知らされてるなぁと。成功はしたいですけど、成功とは何かとか妄想したり、その為に何が必要かとか、必要な物が分かっていても自分にそれが出来るのかとか、ね。

世の中で最近よく聞くようになった自己肯定感っていう物が如実に欠乏してるなぁと。まぁ成功体験を積み重ねられなかった、失敗を度重ねてきてしまった自分の至らなさが大きな要因であるとは自覚しつつね、周りを見ては羨ましがる日々な訳ですよ。

喫緊の話題で言えば、興味の無い方も居られると思いますが巷で盛り上がっているVTUBERの話題ですかね。ホロライブという企業が運営するアイドル系と言えば良いんですかね、バーチャルYOUTUBERの新人がデビュー初日に三十万人近くのチャンネル登録者を集めたと話題になっています。

私は動画配信者ではありませんし、歴々と大規模な投資を行い、実績を積み重ねている企業と個人を比べるのも馬鹿らしい話ではありますけれども、

やっぱり広告収入とか同じシステムの中で模索している者としては三十万人もの人を一日で集めてしまえる環境というのは、羨ましい限りな訳です。その代償として責任とか社会から向けられてくる目というのは厳しくなってくる訳ですし、一朝一夕でそうなっていないという事も分かった上でですよね。

どうしても上辺だけ見てるとね、考えてしまう訳ですよ。
その人たちが1日1時間、2時間とゲームしながら喋ってるだけで数百万、数千万と稼いでいる世界の片隅でさ……黙々と誰とも会話もせずにキーボードを頭痛に悩みながら打ち続けて収益の最低ラインも到達できないのは何だろうって。

勿論ね、それは理不尽な嫉妬だし、目的も、努力の方向性も違うから結果として結びついてないのは分かっているんですがね。

別に何の憤りは無いんですよ、その人たちも苦労してるし努力してるのは何となく伝わってきますし、視聴者が面白いと感じるコンテンツを形成出来ているからこそ人が集まってくる訳ですからね。私も、たまに作業しながら見てますしね。

ただ虚しくなる。そんな感情です。何やってるんだろ、自分みたいな。

今のこの現代社会で、馬鹿にされるような夢に成り下がってるわけじゃないですか、小説家志望ですだとか、ラノベ作家なりたいとか、面白い話を書きたいとか。

じゃあ漫画かけよとか、漫画家の劣化版だろとかね。まぁ成功者の現状とか中身云々も含めて。

このご時世に、まだ異世界転生物を書いといて言えた義理じゃないのかもしれないですけどね。

好きで書いてはいても、欲が出る時期とか報われたいなと思う時間ってくるものだなと痛感していますよ、今。

それでホロライブの新人VTUBERの話に戻るんですが、その新人の一人がね。色々と今後の抱負とか目標を語って行く中でね、いつか推理小説を書きたいと言っていたんですよ。

それがまたね……心に刺さったのよな。

いや嬉しい事ですよ、勿論。どんどん積極的にやって欲しいなとは思います。私がそれを聞いて考えてしまったのは、仮にその人が推理小説を書き上げてファンの人たちが本に手を伸ばしたとしても、それで読書という活字読みの文化が盛り上がる事は無いんだろうなって。

まして、こんな場末で腐ってる大した実力も無いウェブ作家に陽が当たる事ないてないんだろうなという絶望の再認識ですよね。

なんでそんな事を考えちまうんだろうな、って自己嫌悪。本当に度し難いったらなくて。

……まぁそんな感じです。こんな面白くもない愚痴、酒飲んでても知人に言えないし言った所で「やめちまえ」が返ってくるだけなので近況ノートで長々と嘆かせて頂きました。お付き合い頂けた方が居たら、心よりの有難うを送りたいです。

愚痴ばかりも何なので、現在連載中(今は詭弁編完結)の『断頭台のデュラハン』について前向きな話を。

続きの執筆は始めています。12月の下旬には、また連載を開始できるかなといった進捗状況ですね、はい。冒頭を書いていて、お気に召して頂けるかは分からないですけど、個人的には私らしい……或いは主人公のイミトらしい面白い展開に進んでいくんじゃないかなと思ってます。

まぁ気長にやらせてください。まだ赤いきつねと緑のたぬきのショートストーリーもアイディアが無い事は無いですし、それの執筆も気が向いて余裕があったら書こうかなとも思ってます。目の端にでも止まったその時は、お付き合い頂けると幸いです。


では、皆様がより良き物語に出会えることを祈りながら。


紙季でした。

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