四號伊織

@shigou_iori
2023年12月10日に登録

異世界ファンタジー
歴史・時代・伝奇

11月2日
へい新作一丁！
■予定は常に定まらない　特に体においては。　お久しぶりです。夏からの反動でへばっておりました。急に冷えすぎだぜ気温！　　そんな中、予想外のがあがりました。　『ドラゴンテイル・外伝～竜にまみえし光輝の王』https://kakuyomu.jp/works/16818093087848659077、タイトル通りのお話です。前作に続けてのあの国のお話ですね。　もともと設定はあったのですが、とある場所でかの王贔屓の方とお会いするということになり、お土産として冊子にしたものをアップいたしました。お楽しみいただければ幸いです。　予告していたはずの『万色の干戈』は……難航しております。おかしいなあ、なんでこんなに進まないかなあ。
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7月21日
りびんぐでっどな日々より
■お久しぶりでございます　予告分が遅れていることをお詫びいたします。夏に弱い四號です。春から断続的に体調不良を繰り返していたところにこの気温。はっきりいって無理ですね。まともに仕事に出るのさえ厳しいこの頃です。　体力がないのはもともとですが、この気温にどうやって立ち向かえばいいのか。しかもこの人、冷房にも弱い冷え性です。スーパーの冷蔵コーナーでガクブルするタイプです。暑さで死に、涼を求めた先で温度差でも死ぬ。隙のない二段構えがすぎる。 ■資料もあれこれ　『万色の干戈』にいいかもと入手した資料が、ちょっと系統として狭めで、一番欲しかったところがなかったことに買ってから気づいたかなしみ。実店舗で買ったのですが、チェックが甘かった。これは私が悪い。　唐代はまだまだ資料多い方（※歴史オタ感覚）だし、ぼちぼち探していきます。 ■そしてあまりやらないことをやりました　普段、誤変換や脱字等の簡易な修正を除いて、一度アップしたものをあれこれ手を入れることはないのですが。　今回ちょっとでかい修正が入りました。　『ドラゴンテイル』の人名変更です。　ある人物の姓が別系統の人物の姓と似てしまっていたのがどうにも納得いかず、本編と人名一覧を修正いたしました。恐らく本編のもきちんと修正できているかと思いますが、もし前のままではというところがございましたら御一報下さいませ。
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4月7日
お久しぶりです
■予定は未定で予告はあてにならぬもの　おそらく一定の年代の方なら週刊ジャンプの嘘予告はご存知かと思います。もう本当にあれみたいなものですよ、ここの予告など。　そんな感じで予告とは全然違うものができました。 https://kakuyomu.jp/works/16818093075067143811/episodes/16818093075067161287 　『ドラゴンテイル』の外伝です。タイトルに偽りあるだろ竜が出てこないなら、と言われそうな話ですので、ナンバリングではない外伝になりました。　おとぎ話のような語りは、書くほうもとても楽しゅうございました。本編よりライトに、と思っただけだったのですが、正直ライトになりきれてない気がしなくもありません。これ、〈清廉伯〉視点だとドキドキラブロマンスなのになあ。　　次こそは『万色の干戈』をあげるぞー。
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3月27日
順調に遅れています
■日本語としてはおかしいのですが　現況はまさにタイトル通り。　体調不良と仕事あがりの体力不足でまったく進まずです。　『万色の干戈』はなんとかして今月中にあげたいものですが。　旅に出たい。
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2月24日
更新しました＆今後の予定など
■土曜といえばの更新ですね。 https://kakuyomu.jp/works/16817330668210360897/episodes/16817330669201768555 　『ドラゴンテイル・２～〝竜使い〟と狂気の竜』終章でございます。　読んでいただくとわかりますが、今までの中でもかなり珍しいところで区切りをつけております。文字数のバランスから二つに割りましたが、もともとこの最終エピソードは一つとして書いておりました。　分量バランスから分けはしたものの、これで一週間お待たせするのは……ということで、次回更新は明日８時でございます。　己を〝竜使い〟と考える王と、そんな王と一緒にいると決めた竜の進む道がどんなものになったか、見届けていただければ。　次は３月上旬に長安のちょっと不思議な話シリーズ『万色の干戈』がきます。こちらもそろそろなんかいい感じのシリーズタイトルをつけたほうがいい数ですが、今のところしっくりくるのがなく。このシリーズは単発月１ペースで、『憂惧する骨吏』、『青玻楼の見鬼』と続く予定。　　そして３月はナクル中興の祖・マーシス十二世の物語、『ドラゴンテイル・３』が始動します。　これらとは別に、草稿はできているちょっと毛色の違う異世界転生ものとかもさっさと打ち込んでしまいたいのですが、まだまだ道は遠いですね。
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2月17日
更新予定とちとお詫び
■本日朝更新です。 https://kakuyomu.jp/works/16817330668210360897/episodes/16817330669201736565 　一時期ＳＮＳで「あなたは村を焼きますか」という診断が流行っておりました。　この王様は村は焼かないが都を焼く王様です。　そんなわけで、今回の『ドラゴン・テイル２』は王都が焼けます。前回のラストでハビ＝リョウの行く末は明示してありますからね。焼かないと。　それはもう丁寧に自分としては執拗なくらいに書きました。楽しかったです。　次回より終章に入りますので、もうしばしかの王と竜の物語におつきあいくだされば幸い。 ■そしてちょっとお詫び　こつこつ書いている長安ものですがちょっと難航しております。　そもそも自分の好きなものばかりぶっこんでいるはずなのに、何かが足りていない。はてなんだと仕事の暇なときに考えて気がついたのです。　――ヒゲが足りない。　ヒゲの似合う濃いおっさんが足りない。　胡散臭さは足りているがヒゲが足りとらんわ！　……ということで、次回更新予定物が変わります。苦労性の官吏から酒好きのヒゲおっさんに主役交代。いつもの胡散臭い若者を添えて。　『万色の干戈』。とある小さな戦の話です。 ■とはいえ　体にあちこちガタがきて、日々お薬のお世話になっているこの頃。痛み止めがないと月の半分は使い物にならねえ体とか弱すぎません？　　薬のある世界に感謝。　これだけでも異世界とかタイムスリップとか、絶対したくないなぁ。
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2月10日
更新と近況
■いつもの更新です https://kakuyomu.jp/works/16817330668210360897/episodes/16817330669201693335 　『ドラゴンテイル・２』更新でごさいます。前回の話をうけてやや壊れ気味の陛下のターンですね。　ただ、いくらか心にヒビが入っても壊れきることがないのが陛下でもあります。そこは安心できる。何故なら王のそばには竜がいる。　一応『ドラゴンテイル』は３と４の草稿があがっているのですが、困ったことに〝これは３の前に出したほうがいいのでは？〟という話が浮かんでしまい、このところ頭を悩ませています。　嗚呼、「もうしばらく戦闘シーン書くのやだ」(この草稿を書いていたころ、二次創作分と合わせて毎回戦闘シーンが入るものばかりだったのです)と言った直後に戦闘狂の話を思いつく、どうしようもないこの脳ミソよ。 ■求められるものとは　花屋の店頭にいささか地味な枝が並んでおりました。　桜ではない。　さてもけなげに小さな花のみつけた枝だなと近づいてみる。　値札の上に書かれていた品名は「ミツマタ」。　は？　これ、作物ぞ？　(四號の感覚では) 　山に生やしとくものぞ？　(同上) 　生やしといて紙にするものではあるが、花愛でるような作物だったか？　ちょっとしたカルチャーショックです。　お金出して買って飾るような立派な花だったのか、ミツマタ……。
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2月3日
土曜の朝でございますね
■更新でございます https://kakuyomu.jp/works/16817330668210360897/episodes/16817330669201536771 　土曜朝の更新です。サブタイトルのままの回です。アオリの言葉の回収回であり、前回あっさりしすぎてないか？　といった〈盟王〉の内側がわかる回でもあります。　以前、中華ＢＬの流行りとして「美・強・惨」すなわち“美しくて強い男がひどいめに遭う”というのがあると聞きましたが、この話をそれにあてはめるなら、惨担当は誰かというお話です。美と強は間違いなくサーフィルですが。　ここにたどりつくまでの十数万字。書いていて最高に楽しかったことをご報告いたします。　もちろんまだ話は続きますよ。〈竜人戦争〉は終わってませんからね。 ■二階から目薬・雑談からネタ　なじみの人たちと雑談中、プロットについての相談を受ける。　ある要素を入れた上での女性向けラブロマンス、というのを前提としてどんか流れでいく？　というところから、「ヒロインはこんな感じ」「じゃあ勇者とこんな関係で」「だったらパーティーは」「魔導師いるね」「要素の提示はプロローグでしてフラグたてつつ回収は終盤で」と盛り上がりつつも、内心では“自分ではこんな幸せ一杯のラブラブは書けんなあ”と。　じゃあどんな濡れ場つき女性向けラブロマンスなら書けるかなと口に出たのが、「因習村ラブロマンス」　お前それ本当に女性向けロマンスか？　むしろ横溝とかに行く方向性じゃないか？　まさか山風の方角へ行ったりしないか？　ちなみにおおよその流れはその場でできました。　できあがるかどうかは不明です。　休日は先に『憂惧する骨吏』を書く予定。
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1月27日
更新日のあれやこれ
■土曜の『ドラゴンテイル・２』更新です　〈新盟〉軍が王都突入。そしてイッツ不穏。そんな回です。　このあたりから特にノリノリになっているのが草稿からもわかります。１日あたりのペースがおかしかったのでね。　しかし敵の〈盟王〉があっさりしすぎてないか？　そのあたりは次回以降にお分かりいただけるはず。『１』から〈盟王〉は書きたかったのですよ。 ■体調はなんとかもちこたえました　謎の不調でした……原因不明の激落ちはやめてほしいものです。せめて原因を明らかにしてほしい。体くんはもっと持ち主に報告・連絡・相談してくれませんか。　繁忙期に入ったらどうなるかが不安材料ですが、まあなんとかなると思いたい。 ■ＸorＹ？　他の人がどうか、とはわかりませんが、私は一度手書きで文章を書いたほうが〝濃く〟なって落ち着くほうです。デジタルで一発打ち込みもできなくはないですが、自分が満足する出来になるのはたいていが草稿→打ち込みのほう。　打ち込み時はほぼ縦書きの仕様です。ここにあげている作品も一度すべて縦書きのWordで打ち込んだもの。　でもここ、組み替えられるけど基本横書きじゃない？？　「お前の文章は縦のがすんなり入る」という言葉を複数方面からいただいておりますが、ここは特に気にせず――いえ嘘です。少しは気にしています。紙印刷のときよりこころもち余白と改行多めでいってます。一応画面上での見映えはそれなりに考えているはずです。　ともあれ皆様には読みやすいほうで読んでいただければ幸い。　　出力されるのは縦書き向き。では出力されたばかりの草稿はというと、御覧の通り。　バリッバリの横書きなんだよなぁ！！　……なんで？
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2024年1月20日
土曜日の更新です
■『ドラゴンテイル・２』更新です　今回は王都突入前の小休止的な感じになりました。　またキャラクターが増えています。この人物は初期構想にはいなかったキャラクターで、草稿を書いているあいだに「可愛さが！　サーフィルとは違う方向の可愛さが要る！」と頭が向いたために生まれました。『１』では陛下がそこを担ってくれていたのですが、『２』の、それも今の陛下は可愛い寄りではありませんので。　初期構想から大きく変わったのが、今回の新キャラクターと王妃様ですね。　王妃様は名無しのモブで、ライスンを残してアスリングリッドに帰国するはずでした。何故か草稿を書いたらこのとおり。文字数に関わらず普段からあまり真面目にプロットを作る方ではありませんが、ここまで構想から変わるのは珍しいです。 ■そもそも文字数なんて、書いて見ないとわからなくない！？　毎回が文字数読み損ね大会。「三万字でいけるだろ」が一万でおさまったかと思いきや、「八万字くらいかな」とみた話が十五万字だったり、お前何年書いてるんだと言いたくなります。たまに読み通りだととても嬉しい。　この『ドラゴンテイル・２』はだいたい十七万字くらいです。『１』とのバランス考えてないなという数字ですね。　そもそも私の文章で戦争ものを書くのに数万字でおさまるわけがないのですが、当初の予測では「だいたい十万前後でいけるだろ」でした。いけてない。 ■体調もメンタルも激落ちくんです　原因不明の落ち込みにより、生活スタイルがガッタガタになりました。　いかんのですけどねぇ……。仕事の後でインプットに回す体力が残らない。
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2024年1月8日
『不見の楽仙』更新しました
https://kakuyomu.jp/works/16817330669643139400/episodes/16817330669643212655 ■ 　『不見の楽仙』アップしました。『百鳴邸の主』と同じ長安の話で、胡散臭いあいつが引き続き出てきます。相変わらず特に人死にもなく物騒なこともおきない、ちょっとした不可思議のお話になりました。　これもずいぶん前に考えた話です。ようやく形にできて嬉しい。　　作中出てきた琵琶について少し。　日本の琵琶と違い、現代の中国で使われている琵琶はバチを使ってないんですね。指につけた爪で弾く方法をとっています。とはいえ日本の琵琶も大陸から渡来したもののはず、大陸ではいつ頃から指弾きになったんだとあれこれ調べてみると、どうやら唐代が分岐点らしい。　西市のくだりでも触れたように国の文化や文物が入ってきたこと、それにあれこれあって宮廷で奏でられていた音楽と（そういった〝官〟の礼楽を司るのが劉條の在籍している太常寺という部署です）、遊里の伎女たちなどがになっていた民間の音楽がクロスし始める時期でもあったことが影響しているようです。　唐といっても長いよ、どこで分かれたんだとちょっと探ってみたんですが、年号みたいにきっぱり分かれたはずもなし。まして民間の風俗というのは年表のようにはっきりした記録が残るものでもありません（それでも唐代は資料が多い方だと思いますが）。　古い画図等でバチを手に琵琶を弾いているものがあること、また〝あの琵琶〟のできた時代からして、唐代でも初期ならバチで弾くのもありかなとこうなりました。　今回の主人公は音楽マニアみたいなものなので、爪弾きの技法を知ったらそっちはそっちで会得するでしょうが。　ちなみに劉條、ある意味仕官してない魏遼より〝攻めた〟異動をしています。作中でもちろっと書きましたが、出世コースぶん投げもいいところなので。大人しいように見えて、そういうロックな奴です。 ■ 　今年最初に買った本は東洋文庫の『教坊記・北里志』でした。　この後でまた平康坊の遊郭が舞台になる回があるので、参考資料になるかなと。　次はちょっと遊里から離れる『憂惧する骨吏』です。
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2024年1月6日
更新とその他あれこれ
■ 　『ドラゴンテイル・２』の更新は今回より土曜日更新に戻ります。次回は来週の土曜日、いつもの時間です。　次から内容は平原戦から包囲戦に転換。〈竜人戦争〉の山場に入っていきます。ええ、これからが本番ですとも。〝これ書くぞ！〟という、物語の核の場面はまだもうちょっと先になりますが、読んでいただければ「これが書きたかったんだな」とおわかりいただけるかと。　そもそも「先輩が描いていた正統派なドラゴンが出るような、竜と人のハートフルな話を書く！」というところから始まったこの『ドラゴンテイル』。〝ハートフルとはなんだ〟と過去の自分に膝蹴りしたいような展開ですが、残念なことに作者の標準仕様・むしろサビ・いつもの味ですね。　それから現在打ち込み中の『百鳴邸』の続編というか同シリーズは、来週中ぐらいにあげられそうです。こちらは次もほんわか系です。たぶん。 ■ 　正月休みは長めにとれたものの、体調絶不調で出歩きもしない、引きこもりの寝正月でございました。もっと本読んだりしたかったのに体力が追いつかない……！　休み長いぞと本も買ったのに。　　昨年最後に買った本は中村元『ブッダのことば』。仏典『スッタニパーダ』の翻訳文庫です。まだ途中までしか読めていませんが、素朴なぶん目指すところがわかりやすい。 ■ 　今のところ今年はぬくいですね。　まだエアコンをつけていません。また喉やりそうで。
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2024年1月1日
正月の御挨拶と更新予定
　昨年は個人的に重すぎる出来事がありましたし、世の中の流れもけして明るいものばかりではなかったのですが、誰にとっても去年よりはよい年であれと願うばかりです。　『ドラゴンテイル・２』は元旦の朝から更新です。　そしてせっかくの正月休みだしと、今回は１日から４日まで連続更新にしてみました。その次は１月６日から土曜日更新に戻ります。　ちょうどそのあたりできりよく平原戦が終わるはず。正月のめでたさもガン無視する内容ですね。　すでに『ドラゴンテイル・２』は打ち込み終わっているので、もういいかげん次を書いていかねばならぬのですが、こちらが意外と難産しております。　おそらくインプットが追いついてないんだなあ、これ。
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2023年12月30日
ささやかな更新
　オーダーがあり、『ドラゴンテイル・２』に人物一覧をいれてみました。　書き出してみたらこれが意外と多い。この半分くらいですんでいると思っていました。書いているときは出す人物の数、いちいち気にしないもんなぁ……。　『ドラゴンテイル』打ち込み終了分はほぼ予約設定できたので、土曜８時に更新のスタイルは守れそうです。　……ですが、しばらくお休み期間ということで、せっかくだしと元旦も１話更新の予定をしております。　１月は「しばらく戦闘シーンは書きたくない」という発端になった平原戦をお楽しみください。　
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2023年12月29日
君の名は
　『ドラゴンテイル・２』は明日更新予定です。　仕事柄、お名前や住所をお聞きすることがしばしばあります。　そこで問題になるのが書き取り。　まあ住所はいいほうです。土地勘がない地域でも検索すれば漢字はわかる。　問題はお名前。これを間違えると一発クレームだし、特に気をつけて確認に確認を重ねていくわけですが。　……日本の人名、とっっっっっっってもパターンが多い！　無限の可能性を秘めたサイトウ様ワタナベ様タカサキ様ヤマザキ様あたりはもう慣れっこなのか、対応がマイルドなことが多いです。他にも訛りの強いお年寄りの方だったりレアケースだったりすると、意外に時間をとられることもしばしば。　たまに「なんでわからない！」とお怒りの方もおられますが、そちらは半世紀以上その名前とおつきあいされていても、こちらにとっては初見なのですという本音を漬物石の下に押し込めつつ、丁寧にヒアリングしていきます。それしかないんだから仕方ない。　たとえば「タカヨシ様ですね」とお聞きして、どんな字を思い浮かべるでしょう。　お客様から「〝りゅうせい〟のりゅうの字」と言われて、こちらの頭に〝隆〟という字がすっと出てくるか。　逆もまたしかり、「〝りゅうき〟のりゅうですね」と言って相手に伝わるか見極めねばなりません。　確認のための単語にしても、相手にちゃんと伝わるものを選ばないと、合っていても「違う」と言われかねないのが人名。　とあるとき、お年を召された御婦人に「〝前田利家〟の〝とし〟ですね」と返したら、「そう、『利家とまつ』の〝とし〟！」と妙にうけたのですが、これもたまたま相手が前田利家を知っていたから通じたものの、戦国時代も大河ドラマにも興味のない方なら「は？」案件です。　さっきの〝隆〟も「西郷隆盛の〝たか〟」ならまだしも、「龍造寺隆信の〝たか〟」だときっとがくりと認知度が落ちる。　漢字サーチは単語サーチでもあるのです。　私が単語探しに悩む、よく使われるわけでもないけれど、たまにある漢字があります。　私はわかる。たぶん私の回りの人たちもこの例えで一発でわかる。　同時に、世の中の半分以上にこの例えが通じないのもわかるのです。　とある日のお客様曰く。「タカヨシのよしは、〝よろこぶ〟みたいなやつ」。　きた！　なんか毎回どう確認するか悩むんだよ！　どんな字かわかるのに悩んだあげく「か、と音読みする字ですね」と逃げの確認をしてしまう字。「そうそう、隆嘉な」　ああ――これで「〝郭嘉奉孝〟の〝嘉〟」って言えたらなあ！！
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2023年12月25日
体調不良の寝所から
　風邪っぴきからようやく復帰してきました。繁忙期の職場には申し訳ないかぎり。　とはいえ不調は休んで治せが信条です。働いて治せるほど器用じゃない。　おかげで年賀状書こうと思ったり、長安ものの続き打ち込もうとしていた休日がすべて２時間おき睡眠にとって代わられました。発熱の筋肉痛で全身やられているうえに、目の回りが重いから本も読めないし、スマホを１０分以上見るのもつらいというありさま。これではなにもできません。　先に更新予約しておいて本当によかった。　そんなわけで、今週も土曜朝に『ドラゴンテイル・２』の更新がきます。年始だしとちょっと間隔あけずに続きがあがるかもしれません。　年明けには長安ものの続編をあげたいところですね。
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2023年12月21日
文明の利器は諸刃の利剣
　家に帰ると、家族が私の部屋の暖房をつけていました。　ありがたいことです。こんな寒い日ですしね。　……と思う反面、頭の中を違う考えがよぎります。　これ、まずいかもな。　エアコン。それは文明の利器。日本の猛暑の中では健康を保つ命綱といっても過言ではないでしょう。今年は特にお世話になりっぱなしでした。　冬は冬で部屋をぬくめてくれるありがたいものです。とてもとてもありがたい。　しかし私は自室のエアコンととても相性がよくない。　油断するとすぐに体調を崩す。　部屋を適温に保つというメリットを１０とするなら、体への負担というデメリットが１～５５くらいある。しかも数値はランダム。全然堪えない日もあれば、えらく目が乾燥することもあり、鼻をやられることもある。　そんなわけでエアコン稼働にあたっては、自分の体調と気温を考えてからつけるのが通例なのですが――不意打ちでついたわけですよ。　すぐ切ったものの、予想通り一晩で喉をやられました。部屋がぬくぬくのメリット１０に対して、喉と鼻のだめ具合によるデメリットが４９ぐらいきています。　エアコン。それはありがたきもの。　だが今日は室温１０度でもなしでいく。　……利剣といえば千利休の遺偈だとか、またとりとめないことを考えだしている。かなりへろへろですね。
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2023年12月16日
更新報告
　『ドラゴンテイル・２』は土曜更新予定です。予約投稿って最高ですね。　２章が短いため、これだけで一週間というのはあまりに申し訳ないなと、今回は朝と夕の２回更新にしてみました。　三千字。書くにはそれなりに時間がかかるけれど読むのは一瞬です。　どうせなら長いほうがお得では？　と考えた結果ですが、どうでしょうか。　もう一つ、『百鳴邸の主』の続編も下書きがあるのですが、打ち込みもまだですし、困ったことにタイトルが思い出せません。草稿の時点からうんうん唸って、何かつけた記憶はあるのですがまったく思い出せないというていたらく。　こちらは今月内にあがればいいなあというところ。きっと不意打ちで予告なくあがることでしょう。　『百鳴邸』と同じく、魏遼の同門が出会った、とある〝怪異〟の短編です。さあタイトルが来い。
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2023年12月10日
はじめましての御挨拶
Twitterの相互さんから「カクヨムだと読みやすいんだけどなあ」という声をいただき、アカウントを作ってみました。四號です。よんごうではなくしごうです。あらすじとか書くのが苦手な西の民です。今あがっているのは異世界ファンタジーと唐代伝奇ものですが、だいたいこんな感じの話がぽつぽつでてくるはず。『ドラゴンテイル・２』は土日のどちらかで更新していくつもりです。なにとぞよしなに。
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