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六月二十六日 タイトル変更と修正について

お久しぶりです。柴です。
挨拶も手短に本日は『現連載作品のタイトル変更について』と『修正箇所』を説明させて頂きます。


☆タイトルの変更について
本日付けで『渡り川の青年女神』→『無限遠《むげんえん》のハッピーエンド』と改題させて頂いたことについて軽く要点を説明します。
最たる理由は今回のエピソード更新に際して漸く『作品とシリーズに通るテーマが自分の中にも固まってきた』その中で、第二部完結とその先に向かう謂わば『方向性が駆け出しの頃よりも端的に表せている』と感じたためにタイトルを変更させて頂きました。
また大雑把にも調べた所で他者様の作品群と名の被りもなければ『自分で書けどもキャラクターで駆けども何か結論には違うとゴールが遠ざかって行く感覚』に、これまでよりも内容の実態と合致して題名が嵌った感覚があります。
そうして『年内を目指す第二部の完結後』にも色々を話す機会を設けたいと思っていますが、企画進行中の次作を含むシリーズで『タイトルの方向性を揃える意図』でも調整とさせて頂きました。
よっても単に主人公を指していた『渡り川の青年女神』の意は現状のままに、改めてその異なる世界や異なる物(者)を渡っての奮闘を記す『無限遠のハッピーエンド』を読んでくださる方のいれば今後とも、どうぞ宜しく願えればと思います。


☆本文の修正について
どれも大きくストーリーラインに影響はなく、場面や状況を補足するものです。
其々の箇所や修正後の内容は以下のようになります。

1. 『競覇拾信祭の開幕式』において大神らが共同開催の意を示す際に其々のシンボルマークの浮かび上がる記述を追加
[〜同じ会場中心の一地点を見遣った大いなる神らで掲げる指先、其々の力。
 最もの速度を持って輝ける神は『三つの光輪』の中軸に『一本の柱』を通して『王』と。
 また同じく『三つの数に神聖な意』を持たせる神は『剣ヶ峰《けんがみね》が如くを三つ縦《たて》に』立てて並べれば、それを支える『海面』や『地面』の表現で下部にも横の線を引いて『山』と
 最後に慎重かつ物静かな未知の大神が斜めの左から、次いで右からと指を振り下ろして描いた『二つの斜線』を交差させる『X』で——此処に『各位の表象《ひょうしょう》』も出揃《でそろ》った。
「「「"——"/"——"/"——"」」」
 その浮上して空中で集いし様は『大神《たいしん》の連名《れんめい》』とする図式。
 混ざる合一《ごういつ》と相克《そうこく》による散逸《さんいつ》が宇宙にて火花を散らしても『開幕を知らせる火蓋《ひぶた》』の比喩表現《ひゆひょうげん》〜]

2.『古き女神たちとのサバイバルゲーム』にて決着時の描写を補足して追加
[〜その『空洞で起こる崩壊』から格段に高まる"特殊の重力"は『少女の姿』こそが発生源《はっせいげん》。
 "地表《ちひょう》"の此処で『大神《たいしん》』という『天体《てんたい》を超えて絶大《ぜつだい》なエネルギーの塊《かたまり》』が『星《ほし》の直《す》ぐ側《そば》に起こす自重《じじゅう》の崩壊《ほうかい》』は彼女という神が如何に『遊びへ本気』かを表して——『暴挙《ぼうきょ》』にも思えよう、それ。
 "通常なら惑星の一つなど一瞬にして圧縮《あっしゅく》とする力"でも——いやいや、『今は《《銃器だけ》》に対象を絞るから安心』と巧者《こうしゃ》。
 ならば、遅れて漸くに伸長《しんちょう》する白髪《にぎりて》が待ち望んだ銃を『思い切った引力《いんりょく》』に入手《にゅうしゅ》としても——〜]

3.『武闘大会での一対一の攻防においてルールの補足』を含む描写を追加
[〜互いに渦巻く嵐を引き連れて、『竜巻同士が鎬《しのぎ》を削る』ようにも至近距離での神速が入り乱れる攻防。
 こと此処の競技規則に『あからさまな危険物の持ち込みは禁止』とされていようとも、『手足《てあし》の延長線上《えんちょうせんじょう》で伸《の》ばすのには制限がなかった』——だから、神と神は《《己で》》鎬を削っている。
 さすれば、棘《とげ》の如く鋭くある気《き》の縁《ふち》で摩擦《まさつ》に切磋《せっさ》を重ねる力でも『連続的な誘爆《ゆうばく》』の様が削り合う二者に再びの距離を置かせんとして〜]

4.武闘大会で『決め技を放とうとする青年女神』の描写を微調整としても追加
[〜そうして遂に熱膨張の身動きの止まる所へ。
 螺旋構造《らせんこうぞう》を纏う掌が天に掲げるよう突き出しても"己にも理解しきれぬ思い"を、そのままに。
 飛び出た先の世界で辛苦《しんく》や神秘《しんぴ》に翻弄《ほんろう》されながらも複雑怪奇《ふくざつかいき》の胸中を止めぬ思考——いや、《《止まらぬ》》のだ。
 悲嘆に暮れても心で折れても、止められず。
 終わりの先で『未だ続く己』の苦悩を止め処なければ『渦巻いた力』としても、心の如くに描きし結晶。
 青く水の逆巻まいて練り上げ続ける腕から『最後の必殺を放たん』との瞬間が————"今《いま》"〜]

5.武闘大会で決着時の『決まり手』についてを補足
[〜そう、ただ青年で『一瞬の一手に力の流域制御《りゅういきせいぎょ》を上回っただけ』でも、此処は『血生臭い戦《いくさ》』でもなければ『競技の場』には『その一瞬だけ』で充分《じゅうぶん》だ。
 その決着へ導く様は崩す足と一気に腰を落とし、体を捻って——《《相手を投げ捨てる》》ようでは『打《う》ち遣《や》り』だろう〜]

6.武闘大会が『決着した後の情景』をより詳細な描写として追加
[〜そうして暗黒の意識を向ける場外には、決着した流れでも『足で立ち直らん』とする土音《つちおと》。
 放熱の勢いを逃がされた神は既に『次なる攻性の炎』を拳に握っていて——されど、『魔王の眼下』にて圧力の阻害に撃って出ること能わず。
 当然だ、『場外乱闘』など許される訳がない。
 投げられた先で身を低くの姿勢にも『片手と両足の三点が確たる立ち姿の支柱』は、例え『戦いの神で未だ意気軒昂《いきけんこう》』であって、『戦が長引けば最強の兵に勝利を譲る理由もなかった』としても——体勢を立て直した先が『場外』なら此処に勝負は着いているのだ〜]


修正と連絡事項は以上です。

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