明けましておめでとうございます。
昨年は色々とあって、余りカクヨムのほうでアクティブに活動できなかったように思います。いろいろとご声援下さってる方にはまことに申し訳ない。
代わりと言っては何ですが、昨年五月ごろに新興の出版社さんからありがたいオファーを頂きまして、商業連載として有償でSF、概ねスペースオペラに分類されるものを執筆させていただくことになりました。
ネオページ様で連載中の「渦状腕のアヴァリス」という作品です。
人類が恒星間宇宙に進出し、オリオン渦状腕に勢力圏を築いている時代。元軍人で、場末のステーションで中華料理店を営んでいた男が、家出して単身旅行をしていた大企業CEOの娘を保護することになり、彼女の進路問題とか、軍隊時代の上司が進めている陰謀とかに首を突っ込むことになって、軍用のフリゲート艦を借りて旅をしながらあちこちで異星の食材を使った料理を試みたり、エイリアンとパワードスーツで渡り合ったりする好きなもの全部乗せ小説。
ご興味のあるかたは是非、当該サイトを登録して読んでみてください(∩´∀`)∩
あと、遅ればせながらカクヨムコン10に参戦しました。こちらは5月に肥前文俊さんの「書き出し祭り」企画の参加作品として出品したものの、長編連載版となっています。
■ 辺境領主の三男坊、妖術使いの日陰もの令嬢を娶る
https://kakuyomu.jp/works/16818093091004235819 辺境の開拓団から発展した辺境伯領の、領主の三男坊である主人公が、相続問題がらみで冷遇される伯爵令嬢と出会って彼女の白馬の騎士ポジションを演じることになる、という、よくある感じの異世界恋愛もの。
しかし主人公は遊学中に迷宮で鍛えたマジックアイテムと戦闘スキルもち、加えて戦術や領地経営についても(もともとそっちが主眼)学んでいて手腕を発揮、令嬢の方はこっちはこっちで、領地の居館を押し出されて農家に預けられ育つうちに、そこの家の婆様に太古から受け継がれた妖術を手ほどきされて、問題解決に常識的な手段をとる選択肢を放棄しがち、というヤバみ強めのカップル。
周囲に波乱、敵には悲惨な被害を及ぼしつつ、互いの問題を克服するために全力で助け合うという、さぃぶき好みのド迷惑クソ強バカップルによる王道ファンタジーロマンス。お楽しみいただければ幸いです。
なおカクヨム執筆チャレンジで12日まで一日二回更新を続けると、すき焼き肉が当たるかもしれないというキャンペーンがやってまして、まんまとつられて挑戦中。ご声援をよろしくお願いいたします(∩´∀`)∩
それでは今年も一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
中断作品の方もできるだけ更新していこうと思いますが、これに関しては皆様の声援が集まれば集まるほど、悟空に屍の山を築かせて斉天大聖が天帝の鎖を切るごとく(何の例えだ)私の創作ちからが高まる事でしょう……
どうぞよろしくお願いいたします(∩´∀`)∩