そういえば、なんでこの機能「近況ノート」って言うんでしょうね。
他では聞かない言葉……
ベトナムから帰国して、なんだか仕事は落ち着くどころか逆に忙しくなってます。
なぜかはわからんが心労度が高い。
具体的ではないのに確かに存在する成果物の期限。
「出張分の代休は(処理できなくなるから)早めに取ってね!」という総務部。
休む余裕のない仕事量。
自分の至らなさ。
明らかに足りてない人と時間。
なんかそろそろ溜まってたものに襲われそうなんですけど、大丈夫かな……
そんなわけで執筆も本当に進んでません。
そこで気分を変えてインプットしてみることにしました。
自分も応募した短編児童コンの受賞作品を読む。
……やっぱり実際の作品を読むのが一番勉強になりますね。
答え、と言わないまでも目標の指針が見える。
というか、今の児童書ってこんなにスピード感あったっけ……自分が読んでた頃はもっとこう、小説というのはじっくり読ませるものだったような……となって、本筋からそれるところの描写が徹底的に落とされていることに気づきました。
なんということでしょう、主人公の外見がほとんど描写されていない……!?
ここまでやらなきゃだめなのか。
風景描写なんていらない。外見の情報なんていらない。大事なのは『主人公の目から世界がどう見えているか、そしてどう物語が進んでいくか』。ただそれだけ。
書く側は脳内にそのシーンが映像で見えているので、それをつい情報に起こしてしまう。結果、余計なことまで書いてしまい、冗長になったり、あとで文字数制限に引っかかって削る羽目になる。
思えば、ヒーローキャラの身長や体重を細かく語る必要は無いのです。
「イケメン」と、ただそれだけ書く。つぶらな瞳、長いまつ毛。それぐらい書いとけば読者は脳内補完する。読者が想像力豊かな子どもなら、なおさら。
あとはこれ、感情移入して読むタイプの読者には有効ですね。主人公を自分だと思って読む。一種の夢小説。そのためには主人公の外見なんてむしろ不要……?
『必要なことだけ書く』
これのなんと難しいことか……