ゆうべの深夜発の飛行機でホーチミンを発ち、今朝無事に帰国し、帰宅しました。
ベトナム出張1ヶ月、なんとか完結です。
……いやあ、何とかなりましたね……
そもそもの目的だった仕事の方も何とか軌道に乗る形で本番稼働し。
特段やばいトラブルもなく。
ちゃんと観光もして、帰ってこれました。
ありがとう現地の方々。あとGoogle翻訳さん。
しかし、異国の地でも1ヶ月もいると慣れてくるらしく、本当に昨日帰りの日、ホーチミンの空港に到着するまで帰国する実感わかなかったんですよね。
ようやく――!という感情は確かにあるのですが、それ以上に淡々と時間が過ぎていくというか。
ああ、出国審査するんだ、飛行機乘るんだ、という、どこか達観した感じ。
そんなのが、自宅最寄り駅に着くまで続いてました。
仕事のことを除けば、今回の出張総じて楽しかったです。
観光もできたし。
人生の経験値もかなり溜まった気がするし。
何より、ベトナムの人たちの生活を確かに実感することができました。
「ここは観光や仕事のための場所じゃない、ここには確かに人が生きて生活している」
国内海外問わず、自分が遠くへ行くときは一番大事にしていることです。
これを失ったら人として大切な何かを失ってしまう気がして。
ちなみに、このことは創作物の中の世界にも適用されます。
我々が読んで、見ている世界は創作物のために作られた世界じゃない。歴史があり文化がある、独立した世界を、我々は物語を通して覗き見しているだけなのです。
だからナーロッパ系の作品を見ると「どのようにしてそういう社会のシステムになった?」とかすごい気にしちゃう。そんなの気にするのは少数派で、別に気にしなくても評価される作品を書けるのは知ってるのですが、でもそのへんを上手くハックすれば傑作が書けそうな気がするのです。
話がそれましたが、ベトナム出張、なんとか無事に終わりました。
あとは、今夕飯を食べながら「やっぱり日本食は美味いぜ……」となっている自分を誰か叱ってください。
ベトナム料理もだいたい美味しかったのですが、「これはめちゃくちゃうめえええ」ってのは無かったです……