• エッセイ・ノンフィクション

第一章の②.失恋パーティーと謎多き優男 をアップしました

https://kakuyomu.jp/works/16817330656894924137/episodes/16817330657044081705

とりあえず、何とか更新出来ている織山紗和です。

今回は、【貴嶺】が登場しました。

自分の作品の中で、理想の男性として描かれた貴嶺。
その貴嶺が、まんま目の前に。
ドラマ化のために、プロデューサーに指示書兼ビジュアルイメージを描いたら、そのまんまの貴嶺が目の前に現れた。

これを知っているのは、片手で足りるごくごく一部と、自分のパソコンの中だけ。

意味がわからないことだらけで、貴嶺が人間かどうかすらも危うい。

そんな内容です。

※※ここからネタバレになります※※

以下のセリフ4つ

「…たしかに約三年前、僕は貴女の前に現れた時、ホストだったし、店で使っていた【蘭】の源氏名を名乗りました。でも、今、貴女の目の前にいる僕は、【蘭】ではありません。」

「ゆうべ、貴女がこの家に招き入れたのは【ホストの蘭だった僕】ではないからです。」
 
「貴女は、僕を、他の誰かと勘違いしているのではなく、【僕の正体】が分かって家に入れたのです。」
 
「貴女の中で、【本当の僕】と、【ホストの蘭】が、それぞれ別人のまま、朝を迎えているんです…さっき、僕が楓さんの本名を口にした時、驚いていたでしょう?その時、『楓さんは僕が誰だか分かってないな』って。だから僕は、【楓子さん】ではなくて【楓さん】て呼び直したんです。〝貴女が受け入れた方の僕〟は、普段、貴女のことを〝楓さん〟て呼んでいましたから。」

これらは、今後の展開を大きく動かしていく意味ある部分。楓の中で、【蘭】と【貴嶺】…同一人物ながら、貴嶺は棲み分けをしているし、楓にもそれを求めています。
その理由が何なのかは、これから明らかになる目的と共に明らかになります。

よかったら、また続きを読んで下さい。

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