こんにちは、佐藤いふみです。
この作品は、コミケで配る無料冊子のために書きました。目の前で読んでくれた方が笑って吹き出してくれて、とても嬉しかったのを覚えています。その方は本を買って行ってくれました。
駄洒落から思いついた作品でしたが、楽しく面白く書けたと思います。いま読み返すと、掌編のわりに主人公とヒロインの名前が凝っているのに違和感がありますが、当時は長編を書き上げたばかりでテンションが上がっていたのでしょう。
近くの百均で何時間もかけて紙面を刷ったり、ベッド一面に紙を並べて本を綴じたり、色々な情景が立ち上がってくる、僕にとっては思い出深い作品です。
以上です。