11月30日(土)晴れ。
一週間水に漬けたギンナンの果皮をむく。むいた後はポリバケツの中でじゃらじゃらと、米を研ぐように洗う。それでもまだくっついている果皮を、一つずつティッシュでふき取る。南向きの日当たりのいい部屋に新聞紙を敷いて、キレイになったギンナンを並べる。天日に干してしっかり乾燥させる。家の中に少しだけ、ギンナンの匂いがただよう。
午後から深大寺へ向かう。短編小説の公募「第20回深大寺恋物語」に、ボランティアスタッフとして参加していたので授賞式に出席。式の後のパーティーで同席した方と以下のような会話を交わす。
「明日、文フリに出展しますー」
「あ、私も行きます」
「それじゃ、また明日ー」
12月1日(日)晴れ。
初めて文学フリマなるイベントに行ってみる。ビッグサイトを見るのも初めてである。長机に並べられた様々な本。コピーを綴じただけの本もあれば、書店で売られているような立派に製本された本もある。表紙だけで買いたくなるような凝った装丁の本もある。宝石を眺めるような心持ちで、狭い通路を人をかき分けて進む。たくさんの人たちの熱気で額に汗がにじんでくる。そういえば、この日は気温も高かった。
昨日会った方のサークルにお邪魔して少し話し、著書を一冊購入。カクヨムで告知をしていた方のところへも行ってみる。自分もカクヨムユーザーであることを恥ずかしくて言いだせず、帰ってから激しく後悔する。とにもかくにも、その場にいるだけで何やら気持ちが昂ってくるようでした。
帰りに新宿の某居酒屋チェーン店で一緒に行った友人と少し飲む。
「私たちも参加、してみたい、よね?」などと話す。
近況ノートだから、こんなことを書いてもいいのだろうと、ひさしぶりに投稿しました。暑い夏、ビールばかりを飲んで過ごしていたらいつまで経っても涼しくならず、「秋味」や「ひやおろし」を飲んでいるうちに早や年の瀬。それならと、過去作品の推敲とかブックマークの整理とか、そんなことをしようとしています。唐突に通知がとぶかもしれませんが、すみません。
カクヨム10に短編で参加できたら、などと考えておりますがまだ白紙です。
万年筆をキレイにしようと拭いていたら、手元が狂って親指の根元に思いっきりペン先を突き刺してしまいました……痛い。
そんな、どうでもいいような近況報告を、最後までお読みくださり、ありがとうございました。