恐怖の大王/安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚 作者:坂崎文明
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880205796/episodes/1177354054882338228ノベラボが中国進出?アジアデビューも可能? E☆エブリスタ、ノベラボの読者数通知サービスが意外といい/カクヨム、noteではじめる小説家、クリエーター生活 作者:坂崎文明
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880246141/episodes/1177354054882338904 久々に小説を更新した訳ですが、次回から戦国→飛鳥時代編になるんですが、この時代の主人公の柿本人麻呂が謎過ぎる訳です。
それらしい人はいるんですが、正史に名前はないし、柿本人麻呂はおそらくぺンネームのようなものだと思われます。
彼は持統天皇、藤原氏の政権に歯向かって左遷され、最後は出雲で水死刑にあったという説もあります。
どうも柿本人麻呂は歌聖と呼ばれていて、怨霊として祀られた可能性が高いので、和歌の陰陽師のような存在ではなかったかと思われます。
つまり魔法使いというか、歌の呪力を駆使していたと思われます。
彼はどうも箸墓の主、百襲媛とも縁があり、葛城氏、物部系の古代豪族の血筋であったとも思われます。
偶然ですが、吉備とも関わりあるし、秘密結社<天鴉>のひとりというこの作品の設定と不思議とすっきり符合します。
持統天皇、藤原氏の律令国家の体制が出来上がるにつれて、そういう陰陽師、呪術師は徐々に排除されていっただろうし、その辺りの古代のしきたり、自然の法則を知る呪術師の諌言は、それに反して自分の孫を天皇にしたかった持統天皇には耳障りだったのでしょう。
どうも僕は小説を書いてるつもりでも、古代の英霊(怨霊)に動かされて書かされているように思うときがあります。
俺の無念を書いてくれという声が聴こえるというか。
そういうタイプの直感型小説家のようです。