えー、思ったより参加者表明がありましたので気をよくしております(笑)
最初に言っておきますが、まだ始まってませんからね。
さて。いよいよハーフ＆ハーフ企画も第三弾となります。
もう三年もやってるんですね(笑)
第一弾のテーマは二択からのラブコメ。
第二弾のテーマはずばりメシテロ。
そして第三弾のテーマはずばり『ロープレ』！
簡単に言うとキャラクターメイク。
もちろん創作する上でみなさんのプラスになるものにしたいと思ってのことです。
作品を作るときには皆さんいろいろとキャラクターを考えているものと思います。
しかし、つい同じようなキャラクターに偏ってしまう、なんて悩みがありませんか？
ということで年齢も、性別も、性格も、バラバラにこちらがキャラクター原案を提示します。参加者はこの原案に肉付けすることでキャラクターを作ってもらうことになります。
基本設定は連作短編仕立てになりますが、世界観・ストーリープランなども自由にアレンジオーケーです。
基本ストーリーは集金人が借金の回収をするという一点だけですが、もちろんお金じゃなくてもオーケー。
ジャンルは現代ドラマでもいいし、ファンタジーでもいいし、SFでもいい。
回収を『お金』じゃなくて『魂』とか『時間』にすればミステリーとかホラーにも使えるかも。
さらに前半に伏線を仕込めば長編化することもできるように考えました。
目的はとにかく多彩なキャラクターを登場させ、物語に組み込むことです。
ちなみに今回はペースものんびりにして二週間ごとにします。
話数は六話としてますが、要望とアイデア次第で変更するかも。
とりあえず今の段階はここまで。
ここでサンプルを提示しますので、変更等の要望あればお気軽に。
順調にいけば、来週あたりでお題投稿となります。
ということでお題パートを。
で、最初コメントにサンプル回答編を載せておきます。
参加した人みんなが楽しめるようにしたいと思っております！
ということで第一回目のキャラメイクは『幼少にして大黒柱の男の子』です。
☆☆☆
登場人物①『幼少にして大黒柱の男の子』
★
「われわれの仕事を簡単に説明しますと……」
天使の笑みを浮かべて上役はこう告げた。
「……貸したものは利子つけてちゃんと返してもらえ、に尽きます」
それから目の奥に悪魔の炎をちらつかせて続けた。
「だから、返してもらうまではくれぐれも手ぶらで戻ってこないように」
そう。貸したものを返してもらう。
わたしの仕事を簡単に説明するならそういうことだ。
実にシンプルな商売。
素直に返してくれる相手ばかりなら、こんなに良い仕事はないくらいだ。
だがもちろんそんな相手ばかりではない。
それどころか海千山千の猛者……もとい、顧客がたくさんいるのだ。
（いつの間にか胃薬が手放せなくなったな……）
ガリリと錠剤をかみ砕いて飲み込み、青空をにらみつける。
今日の交渉先はなんと男の子。
しかも幼い弟妹を抱え、親の面倒まで見ているしっかり者。
確かにいい子なんだけど……それだけに厄介な相手なのだ。
かくしてわたしは憂鬱をずるずると引きずりながら、今日も顧客のもとに足を運ぶのだった。
～お題ここまで～
☆☆☆
もちろんお題パートは自由に改変してください。