さて第七回目です。
いよいよ終盤です。
物語は『転』を迎えます。
今回の七回目では相方の消失の示唆。
次回の八回目では消失したあとで、主人公は一人になっています。
その理由は……というところを考えていただくと、次につなげやすいかなと思います。
連作で書いている方にはこの辺りが山場になるかと思います。
構成とかつなげ方とかアイデアとか悩むところでしょう。
(わたしもカラス天狗で悩んでます)
一応、単独でも書ける仕様にはしているつもりですが、難しいかも。
まぁ困ったときはいつもの通り、自由に改変してくださいね。
ちなみにこの後の展開では二人はちゃんと再会予定です。
もちろん展開はハッピーエンドにします。
基本は飯テロですからね。
ということで次回のお題を。
今回は🍏蒼翠琥珀さんからのリクエストで『ラーメン』です!
第八膳『孤独を癒すラーメン』
それは全く突然のことだった。
ツレがいなくなってしまった。
にぎやかで明るくなっていた部屋、それが元通りの空虚な空間に戻っていた。
まるで白昼夢でも見ていたようだった。
『大事なものは失ってはじめてわかる』
よく聞く話だが、まったくもってその通りだった。
「まだあきらめが付くタイミングだっただけマシななんだろうな」
「それに一人の気楽さには慣れてるしさ」
「やっばり他人と生活するのは向いてないのかなぁ」
気づくと誰にともなく話していた。
すっかり日も暮れ、電気をつけ忘れた部屋は薄暗い。
と、小さくお腹が鳴った。
そういえば昼ご飯も食べていなかった。
「こんな時でもお腹だけは空くんだよな」
そうだな、こんな時はラーメンがいいかな。
うん。久しぶりにラーメンを食べたいな。
「久しぶりにあの店にいってみようかな? 自分で作ろうかな?」
まぁ時間だけは持て余しているわけだし。
とりあえず財布をもって靴をひっかける。
扉を開けると空一杯にオレンジ色が揺らめいていた。
もうすぐ晩御飯の時間なのだ。
「……あいつ、お腹すかせてないといいな」
⇒ to be continued
※さて、これで来ていたリクエストは消化したはず!
(違ったらご指摘を)
ラーメン美味しいですよね。
わたしは家系のこってりが好きですが、まぁ全般好きですね。
あとは自作か、店か、のパターンがあると思うんですよ。
家で作るのは逆に難しそうな予感がしますね。
まぁこんなことをアレコレ考えるのもまた楽しいものですね。
さて、みなさんがどう料理してくるのか楽しみです!