5/27 今回のテーマはちょっとずれたようですね。
皆さんの話を聞いていると、感動の要素を意識して入れるということはないように思えました。
共通しているのはキャラクターに感情移入してもらえる作品づくり、その結果として感動が生まれればいいな、そんなスタンスでしょうか。
そして書いておいてなんですが……わたしもあからさまに感動を狙って書いているわけではないですよ!
読者の心を動かしたい、という動機めいたものはありますが、やはり結果としてそうなればいい、と願うだけです。ストーリーにせよ、キャラクターにせよ、自分の思う通りに書いているのも事実ですし、目的が読者の感動ではない、というのも言っておかねばな、と思いました。
感動を目的に書いていると思われると、確かにマイナスイメージしかつかないですし……
正直今回の告解室はちょっと失敗でしたね。
まぁそういう事もあります!
とはいえ投稿していただいた皆様、ありがとうございます!
5/22~
またもや告解室です。
物語を書く上で「読者を感動させたい!」と思う方も多いと思います。
もちろん「笑わせたい!」「泣かせたい!」「怖がらせたい!」などを目標にされている方も多々いると思いますが。
もちろん「感動させたい!」というのは結構、偉そうなスタンスだと思います。それを目的にすれば、けっこうあざとく見えるものですし、かえって白けることも多々あると思います。そして心が動かなければけっこう痛い物語になりかねないものです。
「感動していただければうれしいです」ぐらいが正当なモチベーションだと思うのですが、とにかく心を動かすような作品、というのは皆さんも思うところではないでしょうか?
そしてそれには結構パターンがあるのでは?と考えている方も少なくないと思います。そのパターンをアレンジすることで、感動する要素を盛り込むことが出来るなら、作品作りの強力な武器になるに違いありません。
ちなみに私の作品でも要素は盛り込んであります
(もちろん感動するしないは読者次第、さらにこれを白状するのはなんか人を騙しているような気分になるものですが)
『アトランティスのつまようじ』の場合は
テルオが語っていたように「人が不可能ということをなしとげること」
がそれにあたります。
『賢者の手』の場合は
「無償の自己犠牲」がそれにあたるでしょうか?
(こちらは結局、賛否両論になったような……)
まぁそのほかには
「フランケンシュタインのような異形のモノがもつ純粋さ」
「犬が飼い主に向ける見返りのないの忠誠心」
などもそうかと思います。
ということでちょっと知恵を出し合ってみませんか?
もちろん互いに利用されることを念頭に、あくまで簡潔に要素として書きこむのがいいかと思います。
読者としてこのパターンに弱い、なんていうのもいいですね。