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一部作品を非公開に戻しました

文長です。
短編集『かいそう』2話目の『回想 ―先輩の言葉とリバティーンズ―』について、既に多くの方にお読み頂いておりましたが、非公開化することにいたしました。

作品は作者という人間1個体の経験や感性、記憶、感傷といった土壌から生まれざるを得ないということ、
一方で公開した以上は定量化された各指標を横目に見つつ他者からの評価を通じて価値判断されざるを得ない中で、
この編に限っては、作品としての成立以前に、本来なら誰にも軽々しく開陳すべきでないわたし自身の記憶をあまりにも軽率になぞらえ過ぎているのではないだろうかという迷いがずっとありました。

非常に個人的な感情であり、お読み頂いて何らかのリアクションを頂いたこれまでの方にはお心苦しいのですが、
総じていえば、カクヨムという場で公開するだけの覚悟と資格を満たせていなかったという結論に至り、非公開とさせて頂きました。
何かがあったというわけではありませんが、ひとえにわたし自身の心の未熟さによるものです、何卒ご容赦ください。

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