お久しぶりです。文長です。
ここ一カ月でありがたいことに「おかえり、リクラフ。」「僕が死んだ日」の方にレビュー、応援コメントを頂けてとても嬉しい期間でした。
>九十九清輔様、いつもいつも素敵なコメントありがとうございます。「そうそう、そうなんです!」というポイントや、九十九様ご自身に引きつけての奥深いコメントに、いつも本当に励みになっております。
>天野橋立様、レビュー・応援頂きありがとうございます。天野様のご作品はどれも本当に素敵で、ほっとしたりしんみりしたりといった感動やエネルギーを頂いております。まさか私の作品にレビューを書いて頂けるとは……! という想いです。
>帆多 丁様、レビュー・応援コメント頂きありがとうございます。「人がいる」というお言葉は私にとって最大級に嬉しいもので、柔らかで温もりの伝わってくるコメントにとても励まされました。帆多丁様のご作品も近日中にぜひ拝読させて頂きます。
>ぷろとぷらすと様、レビュー・応援頂きありがとうございます。ぷろとぷらすと様の民俗・風土の丁寧な筆致と人間味に溢れるご作品は、いつも静かな気持ちで拝読させて頂いております。まさか私の作品にレビューを頂けるとは……! ととても嬉しく思います。よろしければ今後ともどうぞよろしくお願いします。
>久元様、レビュー、応援コメント頂きありがとうございます。自主企画の方でお見受けしてからお越し頂き、大変示唆に富んだコメントを頂き本当に嬉しく思いました。ゆっくりになりますが久元様のご作品も拝読してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
『おかえり、リクラフ。』もいよいよ10万字が迫ってきました。
当初こんなに字数が膨れるとは想像できていなかったところもありますし、
読む方としてはどうしても「えっ!? 10万字!? 長っ!!」と感じてしまうのですが、
書いていると案外いってしまうものだな~という驚きの気持ちもあります。
現在書き溜め分は13万字ほど、そろそろ山場に入って行く頃かな……という感じですが、
掲載話数も20話を超えて、「これ、誰か読んで下さってのだろうか……」という疑心暗鬼との戦いにもなってきましたが、
ありがたいことに最新話をアップするごとに頂ける応援ボタン、応援コメントや、レビューには本当に励まされております。
書き進めるにつれてキャラクターに血が通っていき、成長していく感覚が持てていて、「まず自分自身が読みたいと思える話を書く!」という目標は今までのところクリアできている気がしていますので、
もしお一方でも楽しんで頂ける作品になれば本当に幸いです。
完結までとにかく筆を進めていこうと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。
閑話休題。
いつもながらの取り留めない書き留めです。
ちょっと前にデスストを買って、亀のような速度で少しずつ進めています。
小島監督独立後の一発目でいろいろ話題になっていましたが、設定や世界観が非常に興味深くて、ゲームそのものはまだまだ序盤なのですが設定とムービーだけでも楽しんでいます。
物流というテーマが作品の中心にあることが個人的にとても刺激された部分で、
モノを運ぶ、それによって途切れたノードをリンクさせる、その行為に対して「ありがとう!」と言われる、これが骨になっているのが本当にぐっときています。
物流は最後の暗黒大陸、と言ったのはドラッカーですが、物流は隔絶された時間と空間をつなぎとめる活動と言われます。
消費社会の表側にはなかなか見えてこない活動ではありますが、
今の消費社会が実現している裏側では物流の発達も欠かせません。
――なんて教科書的に書きつつ、一方で物流はとてもアナログで複雑怪奇な世界でもあり、
表ざたには出来ないことも含めて、たくさん転がっていたりします。
海で運ばれるもの、空で運ばれるもの、陸で運ばれるものはみんな手続きもプレーヤーも貨物も違っていて、たくさんの不文律があります。
でも赤裸々なところまできちんと書いている本なんてあんまりないので、
「へえ、そんなことをしてるんだ!」「そんなことがあるんだ!」というおもしろさをとても感じる分野です。
この1カ月は空港にいったり海の方に行ったりして、そんなことをたくさん感じました。
島国日本には空を越えて、海を越えて出入りする荷物がいっぱいあり、
直接顔の見えない相手に大事な品物を届けるということが当たり前のように毎日毎時毎秒行われている、
このことの“凄み”、そして“奇跡”を、いつか何かのエッセンスとして物語に落とし込めないかなぁ……とぼんやり考えています。
「事実は小説より奇なり」で、この世界には僕の知らないこと、おもしろいことがいくらでもあって、
それをひとつでもリアリティを持った形で吸収していくことで、いつまでも世界に飽きずにいられますように。
いつも休日引きこもりがちの自戒も込めて……
文長