文長です。
昨夜、もうひとつの長編連載として「おかえり、リクラフ。」という作品をアップさせて頂きました。
「想到のコラテラル」に飽きた、行き詰ったというわけでは決してないのですが、ちょっと舞台装置とキャラクター、文体を――つまりテイストを変えてみようと思いました。
ただ、どちらの作品も込めたいもの、描きたいものは共通していますので、
自分の文章力と構成力でどこまでそれをお伝えできるかは不安いっぱいですが、
週1回、2~3000字程度のペースで定期的に更新していければと思っています。

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自分の話で恐縮ですが、日常生活で“意志”や“決意”を貫くことがどれだけ困難で面倒くさいことかを何となく知っています。
自分の仕事だって「意志」や「正義」よりも「都合」や「事情」で動いていき、求められるのは折り合いをうまくつけていくことです。

その困難さや面倒くささを打破しようと――言い換えれば、自分や相手の「都合」や「事情」は承知しているが「それでもこうあるべきなんだ! こうすべきなんだ!!」ともがく心の動きに触れて、
“意志”が目覚めたり、“決意”を持ったりする、青臭くてエモい場面を追体験してみたい。
そんな思いが個人的にSFやファンタジーを好んで読んだり見たりするモチベーションになっています。

「おっさんたちの間で転生で人生リセット欲が高まってきたせいでなろう系が売れました」という「ほんまかいな?」という評論がありますが、
私も本質的には同じ動機なのかも知れません。

「おかえり、リクラフ。」でもあるひとつの特徴的なアイコンについて、
「下から見る」キャラや「横から見る」キャラが物語で絡んでいき、
互いの「都合」や「事情」をぶつけあった先に、
どんな“意志”や“決意”が生まれるだろうか……というところを理想形として、足りない能力集めても描いていければと思っています。

もしご共感頂ける方がいらっしゃいましたら、ぜひ今後のなりいきを見守って頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。