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葉桜の君に、あとがきっぽいもの

 ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか【葉桜の君に】」に参加した作品です。これは与えられたプロットを、作者独自の展開やフレーズで飾り立て、ひとつの作品として完成させる企画です。
 この先、ネタバレを含みますのでご注意下さい。

 はい、恒例の後書きです。
 もう、この筆致企画はゆあん様の挑戦状だと思っております。
 本当に本当に、難産でした(爆
 いつも以上にフワッとした設定に、頭が真っ白になって、なかった事にしてしまおうと思った事が何度あった事か。おまけに、某所で私だけのレギュレーションも追加されるし(爆
 ゆあん様のレギュレーションには昔の彼女と似ている理由があってもなくてもいいと書かれていましたが、最初から関連付ける事しか頭にありませんでした。
 で、最初に頭に思い浮かんだのは桜子が昔の彼女の子供だったって設定でした。葉太の年齢は言及されていませんでしたからね。しかし、それだどどうにもドロドロした展開しか思い浮かばずボツ。ならばと、年の離れた妹にしようと。
 さてさて、整合性のお時間です。
 昔の彼女はどうやって別れたのか。それによって桜子の立ち位置も違ってきます。
 題材は葉桜。私は桜の花弁が散っている所に美しさを感じない(時と場合によりますが)人なので、ならばそれをテーマにぶっ込んでやれと。なので、大変遺憾ではあるのですが、昔の恋人には亡くなって貰いました。
 こうして、この物語が生まれた次第です。ならば、人が絶対にやらない(やれない)事をやってやろうと思い、過去のキャラを総出演させてみました。
 じつはこれ、魔女っ子ゆきちゃん様から頂いた案だったりまします。
 ゆきちゃん様はきらりのコメントで、私の書いた黒板を結びつけようとしていたんですね。普通に考えて、それは無理です。ならば、葉桜を介せばそれが可能になると思い、挑戦してみました。きらりの海斗も黒板の夏男も、単純なモブではありません。物語に関わっています。しかし、読まなくても何の問題もありません。そう書いています。
 当然、それぞれがひとつの話で完結しております。しかし、他の作品を知っている人が読むと、もっと面白く読めると思います。
 なんてギミックを効かせてみました。
 いかがでしたでしょうか?

 実はこの話、短編は一万文字以内という自分ルールがあったため、削ったエピソードがありました。本当ならそこまで書いて完成だと思うのですが、そこは勘弁して下さい(笑
 葉太が青葉の所へ行かなかった事で、桜子ちゃんが葉太の学校まで行きます。小学校三年生。ひとり電車に乗って、なんでお姉ちゃんに会いに来なかったのか聞きに行くんです。
 で、女の人と歩いている葉太を見かけてさらにショックを受けるというシーンです。
 その前に青葉に言われていた事があります。
「葉太は私なんかじゃなくて、もっといい人を見つけて欲しい」というセリフです。
 もちろん桜子ちゃんはイヤがります。自分も葉太が大好きだったから。そんなの絶対に許せなかった。その中での前述シーンです。
 葉太に対する憎しみが膨れあがる瞬間です。
 なんてエピソードをバッサリカットさせて頂きました。
 あとがきを読んで下さった方だけのエピソードを言うことで(笑

 あと、お恥ずかしい話、私は葉桜の季節を調べたのに誤認していました。
 桜が散り始めて葉っぱが出てきてから、すべての葉っぱが緑になっている間と思い込んでいたんです。完全に時系列崩壊です。何故なら海斗のシーンは夏休み後半じゃないといけなかったから。動かしようがありません。なので、過去シーンはそのまま葉桜の季節ではない八月で進めさせて頂きました。
 もっと言葉をよく調べるべきですね。反省です。

 何か取り留めなくなってしったのでこの辺で。
 整合性は可能な限り取ったつもりですが、おかしなところがあったら教えて下さい。質問もお答えしますよ。

49件のコメント

  • ちなみに時系列を公開します。

    夏男、海斗、葉太、青葉が高校入学

    祥子が高校入学、春子が転入。

    海が太陽のきらり

    青葉没(享年17)

    夏男、海斗、葉太が高校卒業

    春子没(享年18)

    八年の歳月が流れる
    海斗と祥子は一度別れたものの結婚(何があった!?

    桜子が高校入学、葉太同高校へ赴任。

    明日の黒板


    葉太と桜子が結婚

    こんな感じですかね?
  • お邪魔しまーす。
    えーきちさんの葉桜について。ストーリーについては申し分なかったので割愛します。構成について気になった点を。

    葉太の高校時代の青葉とのエピソードと、教師時代の桜子とのエピソードが、交互に語られていくわけですよね。
    まず、このふたつの時系列のリンク具合が甘いな、と最初は感じました。特に切り替え時の「桜子は桜が嫌いだった。」区切りとしては分かりやすいけど、その場面の内容とまったくかみ合ってないですよね。小手先だけで浮いてる。二話までは。

    三話からは、場所は同じ一本桜、内容もかみ合ってきて良かったです。これは同話数できれいに組み合わせようとするなら仕方がないところかもしれません。

    でも、でもですよ。そもそも。ここまできっちり組み合わせる必要ありますか。それで得られるのって上辺の構成のきれいさ、ピースの組み合わせのきれいさだけですよね。

    もっと根本的なところで、青葉エピソードと桜子エピソードを並列させることのいちばんの効果って、ふたりを対比させることですよね。青葉と桜子は姉妹。桜子自身も、姉を失った悲しみを昇華できずにいる。桜子の立ち位置は葉太と同じ側なのであって、青葉と対比するのはどうなんだろうって。
    これがまったくの他人で、葉太の過去の清算をメインとしたお話なら、元カノと桜子を対比させるのは自然な構成だと感じるのですけど。

    でも、葉太からしたら、似ている青葉と桜子だけど、違う、別々なんだって視点もポイントになっているようなので、良いとも悪いとも言えないなあ、と。

    結局のところ、何で魅せたいか、ですね。
    私は、時系列をシャッフルして構成に凝るのなら、何を軸にするかが重要だと思ってるので、ここまできっちり組み合わせなくても、内容でリンクさせた方が良いのではと感じるのですけど、それはえーきちさんが何を重視するかなので。

    あと、これも悩むところなのですが。プロローグを入れた方がいいんじゃないかなって。回想の入りとして、一本桜を見上げる葉太のモノローグを入れるといいかなって。で、エピローグで、桜子ちゃんも一緒にいたーと。
    まあ、ひとつの案です。

    みなさん仰ってるように、黒板ときらりのキャラが良い仕事してました。構成の面でご意見しちゃいましたが、面白かったですよ。
  • とても深いご指摘を感謝します。
    奈月様は1000%信頼しているので何を言って貰っても構いません。

    さて、構成ですが、実は私、そこまで深く考えておりませんでした。
    桜子と青葉の関係を、まったく関係ないから、締めで実は妹だったと結びつけようとしただけなのです。
    ですが、確かに最初から奈月様のような構成を思いついていたのなら、もっと一作品としてクオリティの高い物語になったと思います。
    そこは初期段階のアイデアが足りなかったと言う他ありません。
    そう指摘されて改めて読み返すと、確かに最初の方は浮いていますよね。
    自分の力のなさを痛感します。

    プロローグは最初あったのですが、文字数の関係でカットしました。
    しかし、やはりあった方がいいと思いますし、物語がよくなるのなら『短編は一万文字以内』という自分ルールは無意味だなと思います。
    ここはちょっと加筆したいと思います。
    ただ、構成に関しては多分直せないと思います。
    これは奈月様の指摘が正しいと踏まえた上で、今後に生かせていけらたいいなと思っております。可能な限り手は加えたいですけどね。

    奈月様からのこういった指摘はある意味初めてではないでしょうか?
    本当にありがとうございます。
    今度ともよろしくお願いいたします。

    あ、各話の指摘の方を直さなきゃ(笑

  • 今の状態、きれいに組上がっているので、無理にいじることないですよ。

    シーンやエピソードの組み方は、いろいろだって事で。


    んもう、そりゃそうですよ(-_-)
    批評モードで読むの疲れるんです。にこりともしないで読んでます。楽しくないから私はやりたくない。

    批評はそういうのが好きな人に頼んでくださいよー。
  • や、そうなんですけどね。
    子供向けに対する意見とか奈月様から気づかされる事は非常に多いのです。
    自分の考えの上をいく意見をくれる方なんて、そうそういないんですよ。
    そりゃあ、褒められた方が嬉しいですけど、私の目的はそこではないですからね。他の人だったら指摘しないなんて所まで指摘して欲しいと思う私はドMですかね?(笑

    批評モードと読書モードって本当に違いますよね。
    確かに楽しく本を読みたい時はやりたくないです。
    ご迷惑おかけしました(笑

    各話の指摘の方は直してきました。
    ― 4 ―のしっくりこない文章も直したのですが、何度か読み直してちょこちょこ弄るかもしれません。
    あとはプロローグだ。
  • 取りあえず、可能な限り頑張ってみた。
    カクヨムの片隅で感謝を叫ぶ。
    奈月様、ありがとー!
  • しめしめ。
    より完成度の高くなったところを読ませてもらおう
    (΄◉◞౪◟◉`)
  • ここから読んじゃダメですよ(笑
  • えーきち様

    >『葉桜の君に』企画参加について
    重ね重ね、ありがとうございます!
    追記されたコメントを見て、温井令華を桜子の親友に格上げしてみました。
    大幅に何かが変わったわけではないのですが。
    前半のスタート地点をもっと素早くした方が、好ましいのかなと思いました。
    二弾目では、設定もキャラも真逆にして、「用意」「パーン」の間をきゅっと縮めた秋田たちを書いておりますので、改善点などご教授くだされば、少なくともこのご恩は一週間、忘れません――。






    水木レナ
  • えーきち様

    ええもん書かれますなあ。
    おかげさまで、弱った心臓がどっきんこどっきんこしましてなあ。
    非常にエネルギーを持って行かれました。
    もぐもぐしてますが、牛のように胸の中で想いを反芻してますが。
    うまかったー!!!
    非常に胸が忙しくかき乱されましたので、脱力してましたが、今は元気がわいてきそうな予感がします。
    えーきちさんの作品は心の栄養です!





    10
    水木レナ
  • ありがとうございます!
    転げ回るほど頭を抱えて悩んだ甲斐がありました。
    嬉しいお言葉、感謝します!
  • えーきち様

    はじめましてとおっしゃった? わたくしは、
    えーきちさんのお名前、知ってましたよ。
    ゆあんさま企画でとてもいい作品を書かれる方だと。
    主に、ゆあんさまのノートで展開されていた、フレーズ評価でですね。
    みなさん、夢中で推してらしたから。
    でも、久々に心をぶち破られましたよ。
    こういうのを、小説界では求められるんでしょうね。
    ひとつ、重要な質問がありますよ。
    このお話のテーマはなに? って聞かれたら、一口で言えますか?





    all
    水木レナ
  • ああ、そうなんですね。それは失礼いたしました(笑
    この物語のテーマですか?
    私の葉桜の君には死と再生だと思っております。
    桜の花が散る→死。青葉→死。葉桜→再生。桜子→再生。
    それを意識して書きましたので。
  • えーきち様

    (・_・D フムフム
    えーきちさんの頭の中には、いろんなものがつまっているんですね。

    サクラサク→ サクラチル
    の形式に縛られた頭には、とても新鮮。
    桜は散っても、また咲くさ! という感じなのでしょうか。
    しかしまあ、蛇足と知りつつ付け加えれば。
    桜にないものが、人間にはあるでしょう。

    それは……増殖(笑)。
    ていうか、生殖機能があるでしょう。
    桜子ちゃん、若いんだし。
    健康体だし。
    秋田さんの子供、産みたいんじゃないかなあ。
    泥臭い考えだけれど。

    えーきちさんの小説世界がきらきらしているから、嫉妬しちゃったかもしれません。
    けど、女は育み、産む性ですから。
    クローンのソメイヨシノじゃないのよん。
    今の時代、現代の人は、子を産むことをどう感じているのでしょう。
    御作からは青春の汗はほとばしっているのだけれど、生々しい話はご法度みたいな雰囲気も……男の人の価値観、男の愛なんですね。
    生活臭さのない、ヒロイン像が、なんだかとてもうらやましい。





    10
    水木レナ
  • 散った桜を汚いと感じる私(時と場合による)は、散った花びらを死骸と見立てる事があるんですけど、それって違うんだと思います。
    葉桜って、花が散っている時にもう新緑が生まれている訳じゃないですか。なので桜が散るのは再生なのかなぁなんて思った次第です。

    なかなかこういった話に生活臭さは出せませんよ(笑
    物語が変わってきてしまいます。
    別の愛と憎悪の物語になってしまいそう。
  • えーきち様

    ほうほう。
    お話、面白いです。

    滅びる瞬間まで、延々と繰り返す死と再生。
    それは真の意味で死であり、再生なのか。
    それとも、生自体が死と再生を内包しているものなのか。

    すみません、考え考え書いてました。
    整理して書くの、苦手……。
    えーきちさんの作品は死ではなく、再生に向けるエネルギー(波動)のお話のように感じます。
    死はそこへ向かうまでの中継地点、というか、きっかけのような。
    一生懸命な前向きさを感じますよ。

    そうね、男の子がイケメンだし、女の子も負けてらんないわよね。
    青春の輝きに、血が混じるのはタブーってことね。
    よし、学んだぞ!
    桜をテーマに、生臭いのはペケっとなー。





    all
    水木レナ

  • 本当は花に死を重ねるのは好きではないのですよ。なので水木レナ様がおっしゃっているように再生の方へ向けた話になったのだと思います。
  • えーきち様、応援コメントありがとうございます♡

    >私的には面白かったですし。

     面白いとおっしゃって頂き、ありがとうございます♡

     私が撤退する少し前に、えーきち先生が『葉桜の君に』を公開されて。
     『これはモノが違う』と思いましたね。
     『同じ棚に並べちゃダメだ』と。
     だから、私が撤退したのは、えーきち先生のせいなんですよーお! あんな傑作を書くなんて、酷い! ぷんすか。

     な~んちゃって♪ 冗談ですよお☆
     でも『モノが違う』と感じたのは本当です。
     撤退後に奈月沙耶様から、『小説になっていない』とのありがたいお言葉を頂きまして。
     それで総て納得しました。あの『筆致は物語を超えるか』企画の中では、私のお話は小説になってなかったのですね。
     なら、星なし評価は正当で。
     そんな中、奈月沙耶様からは、星ひとつの評価を頂いていて。
     最初見たときは、『星1個かよ、ちぇっ!』って、拗ねてたんだけれど、撤退後に色々考えて、この星ひとつは大変価値の高い評価だと気付きました。
     『小説になっていない』話だから、星0個の可能性もあったんだろうけれど、努力賞込みで星ひとつになったんだと思います。奈月お母さん、ありがとう♡

     私は今後、文学的な小説ではなくて、ライトノベル的な小説を書いていきます。
     だからもう二度と、『筆致は物語を超えるか』企画には参加しません! 執筆する側としては。
     でも拝読する側としては、これからもずっと楽しみにしていきたいと存じます♡

     今回、単に一作品を撤退したのではなくて、書き手として『筆致は物語を超えるか』企画から卒業……というか、落第点取って自主退学した訳ですね。
     ちょっぴり落ち込んでもいますが、すっきりした部分もあります。

     えーきち先生、今回はわざわざ私のところまで読みに来て下さってありがとうございました♡ 感謝です☆
  •  奈月お母さんに1000%の信頼ですか?
     私は、そこまでの信頼はおいていなかったです。
     けれども、今回の一件で奈月様の評価眼の鋭さを再確認しました。
     星みっつ頂けるのは嬉しいんだけれど、安易に星みっつ下さる方の評価を鵜呑みにしてたら、書き手として成長しませんよね?

     今回、えーきち先生の作品で、誤字等は見つけられなかったので、たぶんなかったんじゃないかなあ?
     少し書き直されているんですね。また、拝読させて頂きます☆
  • 誤字はね、少しだけありました(笑
    けど、実はとんでもない誤字が含まれていて、見つけた時は顔面蒼白になりました(爆
    奈月様って言える相手にはハッキリ言ってくれるタイプではないかなぁと。ハッキリ言って貰える内が花って事で。

    小説ってどんなに上手く書いても、読者が面白いと思うかどうかだと思うんですよ。その答えで言ったら、私はゆきちゃん様の葉桜は面白かった。それ以上でも以下でもないです。
    お母さんとすぐ仲良くやってたら☆がひとつ減ってたかもしれませんけどね(笑
    葉桜の書き直しは、内容的には変わっていませんけど、一作品としては別物になっていると思いますよ。色んな意味で。
  • こちらにもコメント失礼します。

    コメント欄に随分好き勝手書いてしまったんですけど、えーきちさんの作品の、真っ直ぐに感情を表現する小説、素敵だと思います。
    間違ったり、ひねくれたりしても、そのひねくれ方も素直で可愛い。
    児童文学を書いている方の強みなんだろうと思います。

    今後の作品も楽しみにしてますね。
  • ありがとうございます。
    いえいえ、lager様からこういった書き込みがあるのが稀なので、貴重な体験をしている気がします(笑
    人間の複雑な感情を読み取って、と言うのは子供向け作品ではデメリットでしかないですからね。ストーリーも本当はもっと押さえた方がいいのかもしれません。(子供向け、ね)
    筆致企画はストーリーや構成、手法や文体の練習だと思っているので、色々な事をやりますが、その中でどこまでレギュレーションと合致させるかを目標としております。
    楽しんで頂けたのでしたら幸いです。

    次の公開作品はつばさ文庫用作品になります。
    今回はもっとずっとストレートな話にしました。単純明快な。変にギミックをちりばめるのではなく、笑いあり涙あり、ワクワクハラハラドキドキが表現できてるといいなぁと思っています。
  • 物語を紡ぐには葛藤がありますからねー。
    ネタのすべてを使える訳ではないし、どういった考えでそれを書いたのかも大切なピースになると思うのです。
    私程度の表現力や描写力なんかは誰でもすぐにつくと思いますけど、構成とかストーリーってその書き手さん独自のものじゃないですか。なので、そこから成長しなきゃいけないのかなぁ、と思うわけです、はい。

    私の所はあまり動きがないですが、月一でエッセイは上げようと思っています。次の作品は七月ごろの公開になると思いますよ。
  • えーきち様

    あの、ちょっと悩んでいるのです。

    ゆあんさま企画【葉桜】に「生」をテーマに、ヒロインと桜を対比させようと思っているのね。
    桜子に子供を産ませようと思って。
    「散ってなるものか。私は桜じゃない。散らない桜に私はなる!」
    って――そりゃあ壮絶に出産して。
    産むに至るには「この子に父親を見せてやりたい」という切ないながらも、ものすごい執念と決心。
    父親は逃げるんだけれども、産んだ後で桜子は「この子を父親に見せてやりたい」って思うの。
    けど、生々しいから没にした……。
    でも、テーマは生まれてしまったし、胸の底で桜子が息をし始めてるから、苦しくって。
    えーきち様なら、こんなとき、どうするかなって……。






    水木レナ
  • 生まれてきた物語を封印する必要はないのでは?
    テーマが重い?
    そんな事は関係なくないですか?
    だって、レギュレーションに『明るい話』だなんて事は書いてなかったですし、私的にはレギュレーションに沿ってさえいればそれはすべて企画参加OKだと思いますよ。。
  • えーきち様

    ゆあんさんとこのノートにも思い余って書きこみしたんですけれど、どうやらゆあんさんはお忙しいらしくて、完全にスルーされました。
    伊東さんのコメントの方が、由々しいと思召されたのか。
    せっかく
    えーきちさんがおっしゃってくださったけれど、ゆあんさん的には「堕胎しろ」って感じなのかもしれないな……。
    一人で産もうとも思ったけれど、今後もゆあんさんが無視するようなら、わたくしも撤退するかも……。
    今のところ、様子見かな。
    勇気の火種が、消えそう……。





    10
    水木レナ
  • ゆあん様は元々コメントは早いほうではないので忙しいのかもしれませんよ。
    レギュレーションに沿っていれば出した物勝ち。私はそう思います。
    読み手を選ぶ作品でしたら、注意書きをすればいいと思います。
    あまりにも反社会的な作品(犯罪を匂わす、またエログロなど)を応援する事は出来ませんが、水木レナ様のテーマは『生』なんですよね?
    そこに問題があるとは思えませんが、どうでしょうか?
  • えーきち様

    気もちの萎えたこと言ってすみませんでした!
    ゆあんさんからOKもらいました! 幸せ!
    でね、桜子が子供を一人で産むと決めたシーンが浮かんだんですよ。
    きいて!

    雨の夜に。
    咲ききらめく桜の枝に手をかけ、足をかけ、木の上で身をひきしぼる桜子。
    桜子、叫ぶ。
    「――!」

    相当怖いだろうし、赤ちゃん、流れちゃうんじゃないかって勢いですが。
    そこでなにか言わせたい。
    まあ、空想ですが。
    ゆあんさんからのコメントを待つ間に、そんな心境になったってことです。
    えへっ?





    10
    水木レナ
  • ききき、木の上で生むんですか!?
    そりゃ、壮絶。
  • えーきち様

    そりゃ、壮絶ですね。
    「桜子が一人で赤子を産むと決めた」シーンと言うつもりが、そんな風に伝わってしまったなんて、笑える。

    そうか、ならば桜の木の下で産んでもらおうかなあ。
    さっきまでは、逃げ出した「赤子の父親」に小さな骨壺(死産した赤子の)を渡すシーンしか浮かばなかったのですが。
    夢がないですし。
    バッドエンドだし。

    コノハナサクヤ姫のエピソードを交えて、まるで燃えてるように見える桜の木の下で、産んでもらおうか、思案中です。

    相談に乗ってくださってありがとう♡ ありがとうございます!






    水木レナ
  • いえいえ、私が言える事なんてこれくらいですから気にしないで下さい。
    バッドエンドも嫌いな方はいるでしょうけど、それが駄目という訳でもないので自分の思いつきを意地でも曲げてハッピーエンドにする必要はないと思いますよ。これが『子供向けなんです』と言われたら、絶対に反対しますけど(笑
    コノハナサクヤ様が何か素敵なエピソードを持っていらっしゃるんですね?
    それはそれで、また楽しみです。
  • えーきち様へ

    ♬『葉桜』企画参加第四弾! でーきたっと。
    へへっ。
    誤解しないでね。
    今回、桜の木の下出産も、骨壺パスもありません。
    パーフェクトなハッピーエンド!(ガッツ)
    本気をだせば、こんなもんよ~~おほほ~~! っとなりましたが、夜更かしして書いたので眠くて。
    起きてから読み返したら誤字が……しかも、すでにお読みくださった方々があって、なーんにも言われなかったんですよ。
    なーんにも。
    ほんとは読まれてないのかしら。
    ううん、疑うのはロジックだけでいいわ。
    感想をくださった人まで、疑っちゃダメよー! ニンニン♪
    【葉桜の君に】<筆致は物語を超えるか>企画参加第四弾をよろしくねv





    10
    水木レナ
  • 凄いですね。次から次へと書けるというのは能力だと思います。
    手が空いたら読みに伺わせて頂きますね。
  • いやーん♡ 
    えーきちさんが、相談に乗ってくださったからー。
    実はすっごく感謝してるんですよぉ。
    周りのいろんな方々からもらった、勇気とパワーで、ご機嫌な作品を書きたい。
    今はそれだけが目標かな。わたくしは、お話がふってくるタイプではないんですよ。
    与えられた条件下で、課題をこなすのに集中する、旧時代の人類です💦
    テーマが自由だから、ゆあんさま企画は大変だけれど楽しい♡
    だけれど、一人では描きたいテーマにもたどり着けないことがしばしばあって。
    えーきちさんが、青春のきらめきを「死と再生」をテーマに書かれてたので、それじゃあ、わたくしは「生」で! というわけでした。
    人様のノートでいろいろ垂れ流しちゃってますけれども。
    創作ライフの前には些末なことですわ。
    おほほ~~!(残念な人がここにいるわ)
    ではでは。
    またお話聞かせてください。ぜひ。
    よろしかったら、また。





    10
    水木レナ
  • いえ、とても楽しかったです。
    そうですね。わからない、ではなく、どっちなんだろうが正しいですね。
    きっと二回、三回と読むと、それぞれまた違う感じで読めるのではないかなぁと思います。
    わざわざ、ありがとうございました。
  • えーきち様

    今日はアポのないバトンを回しちゃってごめんなさい🙇

    ところで
    えーきちさんて、ストレスかかると黙り込むタイプ? ですか? わたくしはそうです。そのうえ、ストレスが全くないのもストレスで、ついのんびりしたくなってしまいます。
    なんにもしてないのに「疲れた……」とか。
    その疲れた、というのは虚無に立ち向かうむなしさと同じで、戦うのに疲れた、生きているのに疲れた、というのと同義なんです。
    いやね。
    生きているだけで疲れるって、心の病気よね。(治療中につきおさわり禁止)
    だから、生きている自分を大切にしたいの。もし
    えーきちさんが、ストレスと戦っているときは、あおりを受けるのがつらいから、近づきません。
    えーきちさんは、疲れた時、言葉が少なくなるタイプ? お時間の許すときにこのノート欄で、お答えをしてくださったら、拝見しにまいりますので。
    それでは、また。





    10
    水木レナ
  • あ、別にバトンの事は気にしないで下さい。
    こちらこそ、お断りしてしまってスイマセン。

    ストレスは……そんな事ありませんよ。
    基本、ストレスをためないタイプなので。
    ただ、速筆ではないので執筆に取りかかるととなかなかお返事書けなかったりしますけど、基本カクヨムとTwitterはいつでも見られるようになってます。
    攻撃されないかぎり平気です(笑
    攻撃されると争いごとを避けるために無視しますけど。
  • えーきち様

    そう言ってくださるのね。
    お気持ちに感謝いたします。

    そっか……わたくし人にはやさしくしたいの。
    だけど、人によってなにをやさしいと受け取るか、わからないし。
    もっと強くなりたいんだけれども、攻撃されると手負いの獣になって倍返し以上にやらかしてしまいます。

    それで、今気になっているのが、魔女っ子ゆきちゃんのことなんですけれども。
    彼女の状況判断の甘さに腹が立って、説教かましてしまったんです。
    そしたら、彼女黙っちゃって。
    それって、わたくしが攻撃したことになるんでしょうか? 本当はブロックしておしまいにしてもよかったんだけれど、舌鋒鋭くずばずばものを言う彼女にしては、妙な様子だったんで、誤解を解きたかったのですが……。

    もちろん、お付き合いしたいとは思ってません。
    あの方、自分は言いたい放題なのに、こちらが気にしないでスパンと返すと、「敵意をもたれた」って被害妄想するんです。
    どういう思考回路をしているのか、わかりません。
    だって、彼女がゆあんさん企画を撤退するまでは、なごやかにやってたんですよ? わたくしにとっては大事件でした。
    えーきちさんはどう思われましたか?






    水木レナ
  • むぅ……その件に関してはノーコメントで。とはいきませんね。
    では、私の意見をおひとつ。

    水木様もゆきちゃん様も、物語を好きで読まれますよね?
    その物語は誰が読んでも面白い物語なんて存在しないと言う事です。
    水木様が面白と思った物語をゆきちゃん様がつまらないと思ったり、逆もまた然りなワケで。加えて言えば、お二方が面白いと思った物語でも、私には酷くつまらなく思えたり。
    何が言いたいかと言うと、意見が完全に合う人間なんていないって事です。
    どこか僅かなすれ違いが許せなくなる時もあるでしょうし、この先また仲良くなる事もあるかもしれません。
    許せない事があったのなら、身を守るための攻撃に転じるのではなく距離を置く事を考えてみてはいかがでしょうか?
    人と人との関係に置いて、攻撃は防御になりません。ぶつかり合えばわかり合えるなんて幻想です。相手を傷つけると共に、きっと自分も傷つきます。返ってしんどくなります。
    私はどちらか個人を擁護する事はしません。お二人とも私の作品を楽しんで読んで下さった大切な読者様ですから。
    例えばその事で水木様が私を許せないと思うのでしたらそれは仕方がない事だと思いますし、逆にゆきちゃん様がそう思ったとしても同じ事なんです。
    それをズルい事と思いますか?
    私は仲良くしろなんて言いませんし、言えません。
    自分が全力で楽しい物語を書き上げて、お二人に披露する事しかできません。

    合わないなと思ったら距離を置けばいいです。
    でも、合うところもあるんですよ?
    お二人とも、私の葉桜を楽しんでくれたんですから。
  • えーきち様

    そっかー。

    んー。
    そうか。
    距離ね。
    ヤマアラシのジレンマみたいなものかしら。
    結婚してるわけじゃないのだから、そんなに悩まなくてもいい気がしてきたわ。
    そよそよ。
    彼女はわたくしのお嫁さんなわけじゃないんだから、このまま離れちゃえばいいんだ。
    わかった。
    わかりましたー。
    ありがとうございますー。

    なんだか、気持ちが軽くなりました。






    水木レナ
  • こちらにお邪魔します。
    昨夜寝る前に自分の作品の第1話を読んで、

    >部活の顧問をされている先生方は今頃忙しいだろうが、俺はしてないし、今月中間試験があるので周りも自分もピリピリしていることが多いが、だからこそ、今日はゆっくりしたいとここに来た。

    もしかしてこれが読みにくいと思ったのかな?
    と思いまして、
    わたしは読みにくいなと感じたので、

    >部活の顧問をされている先生方は今頃忙しいだろうが、俺はしてないし、今月中間試験があるので周りも自分もピリピリしていることが多い。

    だからこそ、今日はゆっくりしたいとここに来た。

    にしておきました。

    ささっと報告をして、推敲などがんばります。
  • わざわざご報告ありがとうございます。
    『~が、~』の形式が一文の中にふたつあるのは確かに読みにくいと言えば読みにくいですね。しかし、意図して長い文章にする作家様もいるワケですし、一概に間違っているとは思いません。
    文章に緩急をつけて、多少読みづらくなってもそこに踏みとどまらせるやり方もありますからね。
    ただし、星森様が読みやすさに重点を置いているのでしたら確かに修正した方がいいかもしれません。

    ポイントはまず、簡単な文章にした時に意味が通じるのかどうか考えてみる事だと思います。
    『ゆっくりしたいとここに来た。』→なんで?
    この理由が先の文章になりますね。それをもの凄く簡単に書くと、『ヒマだし(顧問をしていない)、気が張っている(ピリピリしてる)』となります。
    このように書くと、一文で表すには少し意味合いがちぐはぐだなと感じます。たとえばこれが逆ならどうでしょう?
    『気が張っている(ピリピリしてる)、けどヒマ(顧問をしていない)』→だから『ゆっくりしたいとここに来た。』
    これならば言葉に流れが出来たように思えました。
    なので、ちょっと文章を整頓してみました。


    『部活の顧問をされている先生方は忙しい上に、今月は中間試験があるため空気がピリピリしている。
     顧問をしていなくて時間がある俺までも気が張ってしまう。
     だから、今日はゆっくりしたいとここに来た』


    他にも書き方は色々あると思いますし、星森様の表現の形もあると思います。これはあくまで『私ならこうする』ですが、どうでしょうか?
    こうするべきだ、という訳ではないのでご参考までに。
    先生たちは忙しい→時間があるのに俺もそんな気がしてしまう→だからゆっくりしたい。こんな感じに纏めてみました。

    推敲って大変ですよね。直したら直したで、前の方がよかったかなぁと思ったり、直すことで前後がちぐはぐになってしまったり。
    応援しています。頑張って下さい。
  • 長文お返事ありがとうございます。

    もう寝るのでさらっと書きますが、
    あとできちんと読ませていただきます。

    いつもは小説をあまり読まない人にもわかるように書いていたのですが、
    今回は、初めての大人の男性主人公なので、
    いつもと変わった文章を書いてみたと言いますか、
    主人公に入り込んで書きましたから、
    その時はそれでよかったのですが、
    推敲をしていたら脳や意識が変わってしまったり、
    完結に近づくといつもは作品に飽きるので(長い場合)、
    早くしようと焦っていたのもあります。

    今は脳がいつも通りになってしまい、
    いつもの世界観だとコメントをいただいていますし、
    いつも通りなことをいつものように書いている感じに戻っているので、
    そのわたしで推敲をするしかないと思いますし、
    しようと思います。

    また明日でも、考えてみますね。
    おやすみなさい。
  • えーきち様

    おじいさまのお名前なのね。
    どんなおじいさまなの?
    えーきちさんの作風にピッタリな粋な方かなと想像します。

    【葉桜】では回想シーンになってましたけれど、青葉の髪をわしづかんだ(?)先生に、拝読していてカッ! ときましたが、それをかばった主人公には熱さを感じました。もう、
    えーきちさんの葉桜のイメージはそこばっかり、繰り返しイメージしています。
    セピア色なんだけれど、青春の一生懸命さ、劇的でドキドキします。

    っていうことを、ぜひレビューしたかったのだけれど、ネタバレよね……と諦めました。
    そんな自分にがっかり。
    なんて意気地がないんだ。
    いや、でもここは、自分の欲望を優先したら、
    えーきちさんの世界が台無しになりかねない。
    そんな事態は避けたい――いや、やっぱり保守的か。
    そんなことを考えました。

    えーきちさんの物語力って、すっごいですね!






    水木レナ
  • 私の祖父は、もう記憶にない頃に亡くなってしまったんですよ。
    でも、このペンネームだと私を守ってくれている気がして(笑

    水木さんの私の葉桜のイメージはピンポイントなんですね。
    昔、元々髪の色が薄いクラスメイトがいまして、「黒くしてこい」と注意されていたのを思い出したんですよ。
    ネタバレはなかなか難しい問題ですけど、レビューは嬉しいものですよ(笑
    私の世界を台無しになんて事はありません。
    とても嬉しいお言葉、ありがとうございます!
  • えーきち様

    ピンポイントで申し訳ない;;
    情報量がいっぱいだと、もぐもぐ反芻しているうちに、「あれはよかった」と思うところばっかり、味わってしまうのです。
    映画を観て、「あそこがよかった!」「いや、自分はあそこだ」って言い合うのが好きでした。
    タイタニックって、繰り返し見たけれども、見る人によって、注目ポイントが違うんですよ。
    ある人は、船首が傾いて、デッキを滑り落ちていく人々にリアリティーを感じたり、船が沈むまで演奏を続けた音楽家たちに魂を感じたり、神父さんか牧師さんにおすがりする人々に哀れを感じたり、無理に救命ボートに乗ろうとした男性を射殺した船員が、自分のこめかみに銃をあて発砲した衝撃とか、船を造った人が、一人船内でつぶやく姿に悲しみを覚えたり、ふてくされてたヒロインがジャックを助けにむかったところに感動したり(わたくしです)。
    老いたローズが、語り終えた後にブルーダイヤを海の底に投げ落とすシーンなどなど、印象的なシーンはいっぱいあれども、感想は一つ切り。
    「感動した」+自分なりのお気に入りシーン。
    これがあれば、作品は読者の中で特別になると思います。

    長文申し訳ありません。
    言葉に説得力を持たせたかったのです。
    ちなみに、わたくしが中学生のころに、もともと色素が薄い女の子が、髪を黒くして生徒会に立候補しましたが、素行がそもそもアレだったので、票がとれなかった、ということがありました。わたくし、開票のあとで、
    「がんばってね」と声をかけたけれど、別の人に票を入れてましたから偽善ですよね。





    10
    水木レナ
  • PS.存命の方のお名前をいただくのは、あまりよろしくないと聞きました。
    ひょっとしてとは思いましたが。そうですか。おじいさま、よろこんでお守りくださるのではないかしら。
  • >ピンポイントで申し訳ない;;

    なんで謝るんですかぁ~。
    別に悪い事ないと思いますよ。
    ピンポイントだろうと全体だろうと、自分が書いた物語を気に入ってもらえるのは嬉しいものです!
  • えーきち様

    なんだか、ほのぼのしますねぇ~。
    えーきちさんの文面から、優しさとあったかい雰囲気が伝わってきて。
    なんだか、こだわっていたものが、どーでもよくなってきましたー。
    仏様みたい!






    水木レナ
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