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【完結】『時の流れの中で』

無事に20話を終えました。
初めての百合小説だったのですがいかがだったでしょうか。

作者は元々は小説には全く興味がなく、漫画ばかり読んでいたのですが、
最近友人から借りたラノベを読んでからというもの、どっぷりとこちら側の世界にハマってしまいました。

小説は漫画とは違って、自分の頭の中で主人公たちが動いていきますから
読者の想像力あってこそのものだと思います。だからこそ面白い。

さて、そんなこんなで色んなWeb小説をたくさん読んでいました。
恋愛もの中心に読んでいたのですが、自分の求める小説って少ないなと思いまして……。
じゃあ実際に自分で理想を実現するために書いちゃえばいいんじゃない?
と思い始めたのが執筆のきっかけです。

ジャンルは恋愛で確定。
作者が実現したいと思ったのは以下の3点でした。
・葛藤させたい
・付き合うまでの過程と、付き合ってからのイチャイチャ両方欲しい
・伏線めっちゃ回収したい

1つ1つ詰めていきたいと思います。


・葛藤させたい
恋愛ってうまくいきすぎると逆につまらないです。
困難な壁があって、それを乗り越えるまでが個人的に面白い部分だと思ってます。
主人公には出来る限り悩んで欲しいし、「これ恋愛成熟無理だろ」っていう状態からのスタートは、逆転劇を期待できますし、見守りがいもあるのではないかと。
そんな中で、「同性愛」というのは主人公を葛藤させるには非常に良い要素だと思ったんですよね。
百合や薔薇小説を読んで、他の作者さんがどのように書いているのかを勉強させていただきました。
素晴らしい作品がたくさんあったんですが、やはりもっと葛藤が見たいという思いが沸き上がりまして、
主人公を同性愛嫌悪設定にして、あろうことか自分が同性に恋をして失望するという展開からのスタートにしました。辛そうでしたよね、優さん。
そんな絶望状態からのスタートで、主人公が変わっていかなくてはなりません。
きっかけがあって心情に変化が出てくるものですので、それなりにサブキャラさん達には優に影響を与えてもらうよう頑張っていただきました。


・付き合うまでの過程と、付き合ってからのイチャイチャ両方欲しい
小説にありがちですよね……付き合うまでの過程がすごく丁寧で、やっと付き合った! 
と思ったところで小説が終わってしまうやつです。
自分としては、その先まで読みたいと思うんですよ。いや、本番ここからでしょ?って。
付き合うまでの葛藤を経てからのイチャイチャはきっと破壊力が違うと思います。
思いっきり葛藤してようやく付き合ってからのイチャイチャがたくさんある小説ってあまりないですよね。
じゃあ自分が書きますということで書いてみました。


・伏線めっちゃ回収したい
1回読んでへーそうなんだ、ってなる小説より、もう1回最初から読み直してみたいと思える小説を書きたいと思いました。
予想外の展開になることや、謎が解けていくのは非常に面白いですし、読者さんを飽きさせませんから。
なるべく主人公に感情移入していただけるように、第三者目線の描写は避けました。
優=読者という構造は崩したくなかったです。


そんな感じで、なんとか20話書き終えた感想としては、やはり書いて良かったと思いました。
もし需要があれば番外編など作るかもしれません。


執筆は百合小説でデビューしたこともあって、もう何本かくらい書いてもいいかな、なんて思っていますが時期は未定です。
実は少し書いているものもあります。


ということで、これからも小説には何かしら関わっていくと思います。
よろしくお願いします。

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