育成ゲームの主人公に転生した俺、ゲーム知識と育成チートで不遇モンスターを最強に仕立てる
虹元喜多朗
▼コメント───────────────────────────────
現実世界の主人公が死んでロッドに入り込んで、それで、今までこの世界で生きてきた本物のロッドの魂は、人格はどこ行っちゃったんでしょう?先程のモンスターに殺されて中身が死んだタイミングで主人公が入ってきた、とか?
転生したとのことですが、自己申告してるだけで転生したようにも描写なされてないのでどうなってるのかなーと。主人公の人格は七徹時の時間から連続してるので、これを転生したというのは無理があるような?
▼総括─────────────────────────────────
コメントへの返信を全くなされてない方でしたが、迅速に削除されてしまいました。
この他にも、もうちょっと続きますがクリップボードに残ってないので諦め。
ゲームの世界に入りこんだものの、現地民の記憶などは奪わず身体だけ乗っ取ったパターンですね。
事故とかで死ぬ描写もなく、仕事中に気付いたら知らない世界で見た目も変わってたという始まり。
とても珍しいパターンで、意識が途切れて云々ではなく意識は七徹の仕事中から連続してるんですよね。それで「転生か」でお話終了してしまったのでビックリしました。狂メンタルすぎる。
この作風から行くと「君の名は。」も転生モノになっちゃうんですよ。あの入れ替わるシーンと変わらないので。昨今は転生トラックを書くのすら面倒臭いという風潮なのですかね?
如何に主人公が舞台を現代日本から異世界に移すのか。またそれに伴いどんな想いを抱くのか、どんな言動をするのか、葛藤や願い苦悩迷い後悔に、これからへの誓いなどもあるのか。これらは主人公がどんな人物なのかを描写する大切な要素だと思うんです。そして作家様方の腕の見せ所なのではないでしょうか?
作者様方が描きたいのは「異世界生活」であって、「どのように異世界に舞台を移したのか」では無いのはよくよく伝わります。日本人の感性や知識を異世界で使いたいだけなのでしょうけど、メンタル面が異常な日本人連れてきてしまっても書きたいキャラではなくなってると思うんです。淡白通り越して無感情に進めたのに、異世界生活始めてからは情緒が普通になってたりするのもプロット…というより描写を端折りすぎた弊害ですね。
ただ、面倒臭いからこういった端折り方をするんでしょうけど、こんな「妙な人間」に描写するくらいなら異世界に移ったシーン自体を端折らないのは何故なんでしょう?この違和感バリバリの第1話よりは自然だと思うのですがねぇ。赤ん坊から始めるのも面倒?ならそれも端折ってみませんか?
「俺がこの世界、〇〇に転生してからもう16年になる。」
これで十分ではないでしょうか?
唐突に異世界に放り出された感を出したい?それこそ「異世界転移」があるじゃないですか。
唐突に異世界に放り出された感を出しつつ、見た目も異世界人にしたい?「乗っ取り(憑依)」で問題ないかと。まぁ本作は作者様が転生と言ってるだけで普通に憑依に該当すると思います。
中身がどうとかではなく、『異世界転生』タグを付けたいだけな気もする。