オボロツキーヨ

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5作品

古典のアダプテーション

原作を知っている方はもちろん、全く知らない方にもお楽しみいただけるように創作しました。

参考にさせていただいた御本
「全訳　男色大鑑・武士編」文学通信
「全訳　男色大鑑・歌舞伎若衆編」文学通信
「対訳で楽しむ　砧」檜書店
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作者のおすすめ順
#1

野の花いちりん夢枕／
オボロツキーヨ

江戸時代、京都四条の色町には多くの歌舞伎若衆たちがいた。井原西鶴も贔屓（ひいき）にしている人気の歌舞伎若衆女形の藤村半太夫はある日、若い旅の僧に一目惚れしてしまう。そして事件が.…
  • 性描写有り
夏虫色の振袖には大きな丸卍（まるまんじ）紋と藤の花
オボロツキーヨ
夢かうつつか幸福か怖ろしき結末か決めるのは読み人
泊瀬光延（はつせ　こうえん）
#2

狸のあだうち　ご寵愛いただいた我が身／
オボロツキーヨ

激しい雨の中、傘を持ちながらも、ささずに濡れて立ち尽くしていた絶世の美少年、長坂小倫は小姓となり、明石城の殿の寵愛を受けることとなるが、小倫には秘密があった。 ※１６８７年刊行…
  • 残酷描写有り
  • 性描写有り
食べてしまいたいほど可愛い小姓の小倫（こりん）とは一体何者？
オボロツキーヨ
絡む毛の痛く解（ほど）ける戀狸
泊瀬光延（はつせ　こうえん）
#3

秋の夜長の風の音／
オボロツキーヨ

能の「砧」（きぬた）は遠く離ればなれになった夫婦のお話し。都へ行った夫を妻は故郷で秋の夜長に、砧を打ちながら待ち続けます。風情たっぷりの世阿弥の名作を、こちらでは夫婦のお話しでは…
  • 暴力描写有り
  • 性描写有り
能楽の名作「砧」（きぬた）をBLにしてみました。世阿弥様すいません。
オボロツキーヨ
能「砧」の悲哀が衆道だとさらに切実に
@ZICCO
#4

怪談～眺めつづけし老木の花の頃／
オボロツキーヨ

谷中に忍び住む二人の老人は何者？ 井原西鶴「男色大鑑」より、人気エピソード「眺めつづけし老木（おいき）の花の頃」の二次創作（アダプテーション）
  • 残酷描写有り
井原西鶴の「男色大鑑」を怪談にしてみました
オボロツキーヨ
言い訳は化けた艶より花の露
泊瀬光延（はつせ　こうえん）
#5

怪談～傘もつても濡るる身／
オボロツキーヨ

夜もふける頃、一人の年長の武士が「巷で流行っているといふ百物語をしませう」と言い出した。 井原西鶴の「男色大鑑　武士編」より＜傘もつても濡るる身＞＋「好色二代男」より＜百物語より…
  • 残酷描写有り
殿様たちの百物語
オボロツキーヨ
武士たちが語る百物語はどんなものなのか
神無月そぞろ