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書きたいエピソードは大体書けない(イラストあり)

【綺羅星の子】[2ー2]ふたりは結婚しないの?
再公開されてまーす。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154875311


何か新しい話を書こうと思ったとき、私はまず「こーんなシチュエーションを書きたいな」というエピソードがいくつか浮かびます。
で、その場面と場面の間を繋いだり、エピソードの順番を入れ替えたりしてひとつの物語の形にするんですが……。
綺羅星のお話全体で一番書きたかった場面が今日公開の[2ー2]でした。
シチュが好きすぎてサブタイトルにもしちゃったよね(笑)


この「書きたい!」と思ったエピソード、私はちゃんと書けないことが多いのです。
始めはもちろんその書きたいエピソードに向かって書き進めていくんですよ。
でも書いてるうちに話の流れが少しずつズレていき、当初の目標とは全く別ルートを辿ってフィニッシュしちゃう。

例えば【Honey and Apple】だと[6.かなしみは夕映えの丘に]がそうでした。
待ち合わせ場所の丘でウィルとアディが二人きりになるシーンがあるんですが、本当はあそこで〝恋人繋ぎをしてドキドキする〟シチュを書きたかったんですよね。
でも丘に向かう前に普通に手を繋いで街歩きさせちゃったので、ここから恋人繋ぎをしたところで果たしてドキドキするか!? と……。
あんまり代わり映えしないし大して驚きもないよなぁ……とボツ決定。
最終的に〝帽子を取り上げる〟シチュを採用しました。

実際読み手さんから見てときめく場面になってたかどうかは謎(;´∀`)
あの章はアディに始めから帽子を被らせてたので、小物を活用できた意味では結果オーライだったのかなー? とかとか思ったりしました。
というかあそこは自分で挿絵を描いたから、文章そのものより挿絵の方にたくさん反応頂いた気がする……。
ふたりの距離がね、思った以上に近づきすぎちゃったのでね……描き直すのめんどくsムニャムニャだったのでそのままいっちゃったけど(。-∀-)まあ余談です。

そんなこんなで、実際に書き終わるまでどんな話になるかわからないという博打みたいな執筆スタンスですσ( ̄∇ ̄;)
プロット通りに書けるタイプだったらもうょっと執筆スピード速かったのではって思う……。



そんな私ですが、唯一書くことができた「書きたいエピソード」が、今回公開した[2ー2]でした。
ツライことが多い少年時代のほのぼの回、ぜひ楽しんでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします〜。





本日の添付画像は脳内アニメスクショです。
2015年当時『自創作がもしアニメになったら』という体で字幕付きのスクショ風イラストを描くのが流行ってまして、「アニメ塗りわからーん!」と言いながら流行りに乗っかってみた1枚(3カット)です。
脳内アニメスクショは後にも先にもこれしか描いてないので、如何にこのシーンがお気に入りかというのがよくわかるかと〜(笑)

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