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天才だと思った、という話

 近況ノートをマメに書くとは言ったものの、何を書けばいいのかよくわからない。
 なので、自作品についてちょっと語ってみようかな、と思います。
 カクヨムに出してるやつをメインで、他サイトのもやるかは未定です。

 皆様の中には、読専、書く読む兼任いらっしゃると思いますが、書き手にとって小説を書き続ける原動力はなんでしょうか。
 私の場合は、自分のことを天才だと勘違いしたから、です。
『その娘、マホウショウジョ。』を書き終えたときに、私は自分のことを小説の天才だと本気で思ったのです。
 今でも自分の作品で一番好きなのはと聞かれれば、間違いなくこの作品を挙げるでしょう。

 本作品は約7000字の短編ですが、半分は小説、半分は詩のようなリズム感を重視した作品となっています。さながら長歌のような出来で、どこか口ずさみたくなってしまうような私の心地よさを詰め込んだ作品になっています。人生というものは嬉しいときも悲しいときも途切れなく続く一曲の歌のように、という思想が、きちんと落とし込めていると思っています。

 この作品は元々単品で書いたのですが、後からギャルゲーのヒロインとして使おうと思い立ち、仁科棗という名前も後からついたものです。
 私にとっては最初期の作品であり、実はこの作品からスピンオフ作品も書いています。
 棗が大切にしているお姫様の描かれた金色のコイン。
 そういえば、私の作品の中にそれを持っている人がいたような……

 気になった方はぜひ過去作品も読んでみてください(露骨な宣伝)。

2件のコメント

  • あとかき好きです。作者は何故あの本を書くのが、あのキャラの由来や何故あの設定、他の諸々読むのが好き。閲読欲がそそる。なぜ「僕は彼女の着せ替え人形」を見つかったのが忘れたが、最初にウェブ小説/ラノベに興味わいて、カクヨム登録したのがこの作品です。第二巻読み終わって、第三巻待っている間に他の本を読んで、時間取り過ぎで一旦中止したので、昨日再ログインした。読み終わったら、「その娘、マホウショウジョ。」も読んでみる。
  • >秋山かずみさん
     ありがとうございます。
     あとがきって最後に読む人と最初に読む人がいるんですよね。私は最後派なのですが、あとがきを読んで興味をもって作品を手にとる、というというアプローチを失念していたように思います。
     自分の作品がweb小説への入り口だった、なんて言われるととても誇らしく思えます。
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