近況ノートをマメに書くとは言ったものの、何を書けばいいのかよくわからない。
なので、自作品についてちょっと語ってみようかな、と思います。
カクヨムに出してるやつをメインで、他サイトのもやるかは未定です。
皆様の中には、読専、書く読む兼任いらっしゃると思いますが、書き手にとって小説を書き続ける原動力はなんでしょうか。
私の場合は、自分のことを天才だと勘違いしたから、です。
『その娘、マホウショウジョ。』を書き終えたときに、私は自分のことを小説の天才だと本気で思ったのです。
今でも自分の作品で一番好きなのはと聞かれれば、間違いなくこの作品を挙げるでしょう。
本作品は約7000字の短編ですが、半分は小説、半分は詩のようなリズム感を重視した作品となっています。さながら長歌のような出来で、どこか口ずさみたくなってしまうような私の心地よさを詰め込んだ作品になっています。人生というものは嬉しいときも悲しいときも途切れなく続く一曲の歌のように、という思想が、きちんと落とし込めていると思っています。
この作品は元々単品で書いたのですが、後からギャルゲーのヒロインとして使おうと思い立ち、仁科棗という名前も後からついたものです。
私にとっては最初期の作品であり、実はこの作品からスピンオフ作品も書いています。
棗が大切にしているお姫様の描かれた金色のコイン。
そういえば、私の作品の中にそれを持っている人がいたような……
気になった方はぜひ過去作品も読んでみてください(露骨な宣伝)。