お久しぶりです。
実は、義母が亡くなり、一週間ほど義実家へ帰省しておりました。
葬儀に関する知識はあまり無かったのですが、それでも今まで経験してきた葬儀というものが、ある程度ふつうの一般的なものだと思っていた私は、義母の葬儀で自分の常識が通用しないという体験をしました。
ただ単に私の知識不足なのかも知れませんが、所変われば品変わる……じゃないですが、所変われば常識も変わるんだなぁ~と実感しました。
葬儀自体はその土地の風習にはあり得ない、一日葬という形で行ったのですが、こちらが簡単済まそうとしていた納棺が非常に重要であったり、親戚のチェックが入らなければ本当にヤバかったです💦
(納棺は葬儀社の人がやってくれるもの……と思っていたけど、こちらでは親戚がお別れの儀式として納棺するんです。そして火葬してからお葬式だったり……)
自分たちの持つ葬儀のイメージを元に、親戚の要望を四苦八苦しながら検討し、葬儀ホールの安置場(?)から始まった葬儀は、葬儀ホール、火葬場、自宅、お寺、という移動ずくめの一日となりました。
葬儀ホールの人やご住職はこちらの意志を汲んでくれようとするせいか、正式な葬儀の具体的な意味や重要性を教えてくれなかったのですが、終わってから考えてみると、最初にこちらの正式な葬儀の流れと意味を教えて貰えば良かったなぁ。
いろいろ大変でしたが、夏に帰省しているだけでは知ることの出来ない、とても良い経験をさせてもらいました。
口うるさい親戚の叔母様方がいる間は、日本の伝統文化は大丈夫だなと、変なところでホッとしてしまった滝野でした(≧▽≦)