以前、読者不在の文章を書いていたことをノートで書いたけれども。
実は過去には、読んでくれる人のために書いていた。
一番の身内である母のために。
「おもしろい」と言ってもらうために。
だけど「この話、次ぐらいで終わらせたら?」とある日言われて、死ぬまで書くんだと思っていたのでショックを受けた。
それって、飽きたってこと?
わたくしは、がっかりして、その話を無理やり終わらせた。
それでも母が喜ぶ話を書こうとして、何万文字という短編集を書いた。
母は短編が好きなのだ。
それで、賞に応募しつつ、張り切って毎日。
けれど、そのうちまた母は読んでくれなくなった。
がっかりして、賞の規定に達したところで、話を終えた。
こういうことが重なると、わたくしの文は身近なひとにさえ読んでもらえないのだとかなり落ち込む。
だから、母のために書くのはやめた。
そしてぐれたのであった。
今のわたくしは、フィンディルさんに読んでいただくためにだけ、小説に取り組んでいる。
えーきちさんは、フィン感をすごいけれど、それが全てと思わない方がいいと、受け取った指摘は取捨選択すべきということをおっしゃっていた。
でもわたくしはまだ、フィン感を受けたことがないので、その時になってみないとわからないなと思っている。
もちろん、フィン感に責任をおっかぶせてはいけないし、誰のせいにもしない。
だけど、尊敬するフィンディルさんに、読んでもらいたいんだ!
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