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は~る~♪ それは~♪ は~る~(ゆあんさまの企画に参加いたしました)

https://kakuyomu.jp/works/16817330656371141862

【筆致は物語を超えるか】
『春にさよなら』です。

ゆあんさまの企画を拝読した時、驚いたんですよね。
桜の木って、傷つけちゃいけないものなのに……背比べの痕をつけるっていうのが……。神社の階段下の生まれには耐えがたいものです。
超未来のSFにしようかなとか、そしたら傷つけられても大丈夫な品種の桜があるかもだし、とか。いやいや、それともレーザーナイフで印をつければばい菌は入らないんじゃない? などといろいろ不確かなことを考えておりました。
で、次に妄想がさく裂したんです。(困ったことにね)
超絶未来であることは間違いない。ナツは天才児であるがゆえに、ハルに庇われて大学の研究室に呼ばれることになり、そして季節は移り替わりナツは戦争に駆り出されることになりました。思い出の桜の木の下へゆくと、かつてのナツの背丈を少し越したくらいの位置にハルの背丈が刻んであります。ハルは学徒動員でとっくに戦争で亡くなっていたのです。ナツは己の無知に気がつき「自分は天才ではなかった」と言って、桜をレーザーソードで切り裂きます。当然桜は倒れます。悲しみも憂いも押し殺し、ナツは一言「いってきます!」と敬礼をする――そんなシーンが浮かびあがって心を捕えました。
桜って潔く散るっていうでしょう? 陸上自衛隊の記章にもなっています。
だから、腐らせるよりはいっそナツの手で命を終わらせようと考えたのです。
その幻想はしばらくの間、わたくしの心をとらえ続け、なぐさめてくれました。
残酷な夢でした。

で、今回書かせていただいたのは、そんな悪夢を払拭するようなあっけらかんとしたものになりました。
へへん! この程度!? って思われましたか? それはちょっと早計です。
この物語は水木AIがレナ(作者)に書かせたショートショートという裏設定があります。
水木AIは生まれて初めて小説らしきものを書いたのです! 幻の処女作です。ちなみにラブコメも初めてですから、ぜひのぞいてやってください。
『フィンディルの感想』にも応募しちゃおっかな~♪
たぶん点数は低いだろうけれど、書いてて楽しかったし、満足です。
でも、一向に評価されないんですよね。参ったな~
あ! でも、お友だち票を入れてくださった方々にはすみません、そんなことを言ってしまったら罰が当たりますね。

でもまあ、こんな感じでわたくしは平凡な作品をまず仕上げていこうと考えております。楽しく!

ではでは、皆さまにおかれましてはお心健やかにお過ごしくださいますように。

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