はい、近況ノートお久し振りです。
こまめに更新しなきゃと思いつつ、つい間が空いてしまいます。
日帰りコンも読者選考期間を終え一先ず落ち着いたので、さて次の作品をと考えております。
でもって、次は神代の原点回帰といいますか、割と得意としているちょいと耽美な感じで、またＳ(エス)っ気漂うテイストで行こうかと、こんな主人公とヒロインを打ち立ててみました。ジャンルは恋愛を想定しています。
二人がどんな風な関係になるかも匂わせている紹介文になっているので、その先の雰囲気が好きな方は軽く期待する旨のコメントなんかして頂けると、私も執筆に力が入ります。
では、以下をどうぞ。(※あくまで初期設定なので、色々変わる可能性がある事をご了承くださいませ)
水琶(ミズハ)……主人公の男性。十八歳。母譲りの見目麗しい容姿を持ち、また王に仕える武人である父から武芸を伝授されている。苦難を撥ね退ける強い気概は彼自身の物で、高い能力と共にその将来は有望だったが、国に対し悪意を持つ者の手に依って父は討たれ、その場に居合わせた事で自身も死の淵に立たされる。逃亡の最中に古の龍神と出逢い、復讐の力を授かるも、それは自分の生命をも脅かす代償付きのものだった。頼れる者の無い四面楚歌で、龍神の力も乱用は出来ない状況の中、世間から隠れて暮らす魔法使いの萌葱(モエギ)を見出す。
萌葱(モエギ)……ヒロイン。十七歳。魔法使いの系譜を継ぐ者であり、魔力に秀でているが、痩躯で体力は弱い。美しさの原石を持つが磨かれず、女としての華やかさでは同じ年頃の女性に埋もれてしまうも、しかし心持ちはしっかりしており子供からはその純朴さを好かれている。人並みの恋愛を諦めている反面、本心では苛烈な恋を求めており、復讐に荒ぶる水琶(ミズハ)にその可能性を見る。