少しでも読んでくれる人が居ればそれで良い、そういう人も居るでしょう。しかしそれはその人の道であり、私の道は違っています。
もっと多くの人に、私の小説で明日への活力を養ってほしい、だから読んで欲しいという思いで私は私の小説を書いていますし、もっと多くの人に私の小説を読んで欲しいです!
はい、こんばんわ。
ただいま私は、完全新作をせっせと練り上げています。
私の新作への取っ掛かり方は、頭の中でこういう舞台、大筋で行きたいなと思ったら、とにかく序盤の話を下書き機能でがっつりと書き始めます。
私の場合ですが、実際にキャラをストーリー立てて動かしていった方が、彼らがどういう人物像なのかが色々見えてくるんですよ。
特にキャラとキャラの掛け合いに依って、こいつは他人と相対した時普段と違ってこういう反応をするよなっていう風に、キャラ同士の新たな側面が見えるのが良いですね。
そんな訳で実はもう約8千文字、話数にして2話分書いている状態です。
そのお陰でメインキャラの大体のイメージも色濃く把握する事が出来ました。後は彼らを骨子にして話の全体の構成を形作っていく感じになっていきます。
今回はカクヨム内で幅広くウケる話をと思って考えていきましたが、えっと、多分今回もかなりの努力をしないと、こじんまりした読者層で終わってしまう気がしています。
今のカクヨムで流行り易い作品の傾向が私なりに二つ見えています。(これはそれ以外には無いという意味では無く、あくまで私に見えている二つという意味です)
それはすなわち
・今の時代の現実的な人の心理を、作品それぞれの角度から突いた人間ドラマ
・既存の創作で確立された定番パターンを軸に、独自の上手いアレンジを効かせた作品
です。
でもどうやら私の作風はそのどちらにも、当てはまり難いようです。
単純にどんな作品であれ、キャラの心理がより強い方強い方へ進んでいく作風なのです。
心が強くて格好良いキャラやストーリーでも『うんうん、強いね。でも現実はそうは行かないから、自分はそういうもっと現実感が強い作品か、それか単純に割り切った創作としての着眼点が上手い所に行くね』と、思われたらきっとおしまいなのでありましょう。
そして今回も、その、変な言い方ですが、結果的に強い心理の連中になっちゃいました、はは……
でもこれまでの作品に比べたら、まだぐっと読者様とメインキャラ達の距離感は近いかなーとは思ってます、流石に。その為に調整はしましたからね。この辺はどうにかこうにか少しずつカクヨムでの場数をこなしてきたからこその成果ですよ、えっへん。
人を呼び込む作品を作るというのは、中々に大変ですね。少なくともこのカクヨムでは強くそう思います。
勿論そこがカクヨムというサイトの特色なので、それ自体をどうこう言ったりはしません。あくまでそれを認めた上で、私は色々思索して、自分の小説の可能性を広げようという方向で頑張っています。
だから今進めている新作は、そういう意味での私の野心作にはなります。
もう少しだけ煮詰めたら、その2話分は発表したいと思いますので、是非一度読んでみて下さいませ。
それでは、またー