ねぇ、こんな噂知ってる？ 警察には、都市伝説や怪異を集めるための部署があるんだって。 その部署の名前はね――。 まことしやかに囁かれる噂話。 もはや存在そのものが都市伝説と化…

神坂真由美には、いわゆる第六感というものがあった。 そうして、彼女の親友にもまた――。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2022』参加作品

とある焼き鳥屋店員が目撃した、何でもない塩たれ論争(※ホラー要素はありません) 。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2022』参加作品

近所のお姉さんの弔問に行った「僕」と弟の真白は、その途中で近所でも有名な変質者である「猫爺」と出くわした。 彼は言う。 ――猫の手を貸してあげようか？ と。 （※この作品…

警視庁特殊資料調査室。 怪異の蒐集を目的とするその部署で働く僕は、見慣れぬ日記帳が自分のデスクに置かれているのを見つける。 ※『特殊資料調査室』（https://kakuyomu…

僕の職場は「オカルト」という、とても特殊なものを扱っている。 だが、一皮剥けば割とどうでも良い悩みが大半を占めていたりするものだ。 ＊＊＊ サポーター様から「特殊資料調…

真夜中の喫煙所で語られた、少しだけ不思議な話。 「特殊資料調査室（https://kakuyomu.jp/works/16816452220721472042）」の小話ですが、単…

・注！）　この作品には特殊資料調査室（https://kakuyomu.jp/works/16816452220721472042）の第一部最終話までのネタバレを含みます。でも特…

高校二年生の冬、友人に連れられた電話ボックスで奇妙な箱の話を聞いた。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2024』参加作品 お題「箱」

　人里離れた別荘で、国語学者の鵜飼（うかい）空（くう）が殺された。 　容疑者は、犯行時に別荘にいた以下の五人。 　同僚の大隈（おおぐま）猫斗（ねこと）。友人の向坂（むけさか）康二…

私の学校には聖女がいる。正確には魔女かもしれないけれど。 彼女は言う「赤は手遅れの色だよ」と。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2024』参加作品 …