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『イーストランドの終焉』完結しました!



 お久しぶりです。藍﨑藍です。

 このところ連載していた長編『イーストランドの終焉』が完結しました! 何かに突き動かされるようにして最後まで書くことができました。自分でも驚いています。

 怒りは祈りに。絶望は希望に。完全なハッピーエンドとはいかなくても、それでも明日を、人間を信じたい。イーリンたちのラストを見届けたいま、そんな風に感じています。

 作品&あらすじはこちら↓

記憶喪失の少女×エリート監査官バディが送る、サイバーパンクSFミステリー!
https://kakuyomu.jp/works/16818792435761739054
 機械の腕を持つ少女・イーリンは退去期限の迫る人工島・東島(イーストランド)で暮らしている。しかしある日、姉・チュンファが何者かの手により非業の死を遂げる。怒りと喪失感を抱くイーリンの前に現れたのは、本土の特別監査官・ミンだった。
 正反対の二人が追うのは、消された過去と存在の記憶。ミンの目的は何か。何が隠され、イーリンたちはどこへ行くべきか——?

 最後まで見届けてくださった方には感謝しかありません。本当にありがとうございました!!!
 一気読み派の方はお待たせいたしました。本作をカクヨムコンに出す予定はありません。来年2月頃までは公開予定ですので、お時間のあるときに少しでも楽しんでいただければ幸いです。
 それではまた、皆さまとどこかでお会いできますように。

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主要参考文献

『意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く』 渡辺正峰著 講談社

『サイボーグになる テクノロジーと障害、わたしたちの不完全さについて』 キム・チョヨプ、キム・ウォニョン著、牧野美加訳 岩波書店

『SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか』 櫻井武著 講談社

『サイボーグ 人工物を理解するための鍵』 柴田崇著 東京大学出版会

『九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 CITY OF DARKNESS』 グレッグ・ジラード、イアン・ランボット著、尾原美保訳、吉田一郎監 イースト・プレス


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