小山らみ

ことばの音の流れの持つパワーに気づかせてくれる。 あと、とくに子供のころ感じた、自分にはわからない周囲へのこわさを思い出して、なぜか子供の頃の記憶すべてが愛しく思えたり。 こういう…続きを読む

端正な文章で浮かび上がる盛岡の桜、絶景、そして届く澄んだ箏の音。
登場人物の人との間のとりかた、まともさがもたらすうつくしさ。
微妙な若者の心の音が洩れて、伝わってきます。

お風呂に人魚が！
かわいいけどこわい、酔って候

はた目にはどうあれ、母の愛は強く、たしかで。
久遠はそれを否定することなく小太郎を救う。
寒い澄んだ空気の中で。

光景が頭に浮かんでくる、鳥のおはなし

場所というのは、何かありますよね

ネットで、ほかの人の投稿を読んだり、コメントをしたりそのお返事をもらったり。 それが自分にとってはとても大きな救いになりました。 ネットが利用する人にとって楽しい場所になれますよ…続きを読む

歩くダイバーシティみたいな孤独な青年が
まっさらな状態の女性と出会う
キモほのぼの出会い系

いやあ、うち、ちょっと変わってんですよ、と
話してくれるのは、シュールなホラー

時代がかった言い方がしたくなるような、運命を感じさせるおはなしでした。
そして！　持ち物にも、持ち主への思いがある、というのは、なんかわかる気がする。

足音を想像してしまいました
するとこわいの……

こまった暴れん坊のお父さんを家族みんなで手分けして
女の子は灯台のなかをぐるぐる階段のぼっていって
キモおかしい絵が頭に浮かんでくる
ミョーにほんわかしくてるホラー

この一言が沁みる。

でも、高校生の頃は、こういうのありますよね　誰にでも
人には言えないような

本を読むことで他者と出会い、カクヨムに書くことで他者とつながる。 おおげさな言い方になってるかもしれませんが、自分もそうだなと思います。 インターネット、いい方向に活用できる人が増…続きを読む

小学生の時、こんな小屋があったら、よかっただろうな、というのと
オチがとてもこわくて。読んでみてください。

そして運気が流れ出すね、読み終わると
えんぎものなのかも

自分を妙に引きつけるもの そのときは自分は引き寄せられるままじだばたして あとになって あれはなんだったんだろうって ぼんやりと像が見えてくる それをうまく昇華してくれた、読んでそ…続きを読む

はっきしいって魔女に同情したくなりましたが
ヘンゼルとグレーテルがいまここにあるじごくを見せてくれました

この赤ずきんちゃんがいうとちょっとこわいけど
オオカミさんが不憫に見えてくる　パラレルワールド赤ずきん

シャンソンは、目の前にいる恋人への熱い思いとこれからの希望をかんじさせるが
内実は、これに近いのではないか、と
ホラーな裏側

小人さんの分までしあわせにならないとね
機転をきかせて、自分の人生を切り開く
すてきな白雪姫

ひんやりとした竜
世話をする青年
兄と妹
ひんやりとした日常
こわい　せつない
でも　最後　月光に照らされ　解放される
ひんやりあかるい余韻

昔の日本で、ありそうな事情がこわいです。

異界といっても、すごく地続きなかんじで
怪異体験談を読む楽しさが満喫できる
そして霊体験はなくとも、幼かったころのこと思い出したり
想像力を賦活させてくれます

本家と共に、サム・ペキンパーに映画化してもらいたかった。
今回はどんな絵になるか、夢想すると楽しいですよ！

いいもの読まさせていただきました
お題もらってこういうおはなしが書けるってすごい！
バッファローのスペクタクルな絵も頭に浮かんできます

登場してるツバメ、ツグミ、スズメがみんなかわいいし、
そして、わーあるあるなシチュエーションで、
こんなふうにありたいなと思ってしまいました

笑えるおはなし、でも、なんかありそうでこわかったですわ 色の名前がいろいろ出てきて、話が通じてるあたりに 外側からはわからない内側の闇を感じたり そういえば桐島もずーっと市井に紛れ…続きを読む

新聞記事やネットの掲示板の投稿が淡々と続くのですが それらがつながりだして、ある出来事が浮かび上がってくる 呪い、とはいえ、切実な女性の叫び ネットの普及で増えてるかもしれない苦し…続きを読む

うつ気味になり心療内科に行っても 満足いく対応をしてもらえない そういう方には、すごく参考になる体験談。 筆者は、小説スクールや占いの勉強に通ったことが 心療内科よりも支えになった…続きを読む

一気に読んでしまいました！ 登場人物がよいですね、映画にするとどうなるかなって想像してしまう あと、じわじわくるのが、昔起こった出来事の残酷さ だから昔からある神社は大切にしないと…続きを読む

すっきりした文章、そしてありそうでなさそなこわい一瞬。

そして自分がその景色の中にいて、自分ならどうなるかなと想像してしまいます。

でも、おはなしの中では救いがあるから、読んでなぐさめられました。

日常的でありながら、微妙に幻想的な光景が読んでいると浮かんできます。

それがよかった。わたしも欲しい、翡翠の螽斯。

怪談風、きれいな蝶、謎の少女と閉鎖的な村。
でも最後、主人公とともにやさしく解放された気分になれました。

ふっと思い出したくなる光景が描かれています。
こういうことがあればいいな。

読むとやさしい気分になれます。
頭の中に、きれいな絵が浮かんできます。
すてきなおはなしです。