少しげんなり、少し楽しみ。

いつもごらんいただき、ありがとうございます。

「【戦力再編】戦争代理人」、第十一部のプロットが書き終わりました。
細部は書いてみてからでしょうが、意外とサクサク進んだな、という印象です。まあ、大まかな話は既に考えてあるので、当然ではあるのですが。
第十部は既に執筆開始。第十一部はそれに続くので、いろいろと伏線をちりばめていこうかと考えております。
どうせなら、もっと前から伏線入れとけよ、とも言えますね……。

第十一部ですが、プロットを書いていて正直、げんなりとした所もあります。わし、こんなシーン書けるかな……と心配になりました。
その一方で、楽しみな点もあります。登場する銃器や車両等についての設定です。
本業の影響で、実在するメーカーや製品名は使わないようにしています(ドレッドノート級みたいな、マイルストーン的なものは歴史的事実として、取り上げることはありますが)。
そこで元ネタとなるものを探します。
まず地域性から選ぶのですが、最新鋭のものは選ばないようにしています。
これは、例えば銃器だと、どんなに高性能でも最精鋭部隊が使用する最新型よりも、普及しているモデルだとか、入手しやすい弾薬を使用するものの方があり得るからです(銃器や兵器は、ある程度使用されて故障や欠点が洗い出され、改良されたものほど普及していますし)。

あるいはシーンに合わせても考えます。例えば「誘導弾が撃たれる」シーンだと、その地域で入手しやすい、普及しているものを選びます。
そして二二世紀の話なので、その発展型や後継機を想定したり、名称を考えたり……。
こういう作業が私は好きです。何より、楽しんで創作することが大切だと、常々考えております。

随分前の話ですが、本業で人と接する仕事の方にお話をうかがった時のこと。
異なる業界・業種で接客を仕事とされる方々が口をそろえて言われたのが、

「笑顔でいないと、お客様は来ないよ」。

確かに、仏頂面してる店員がいるお店には入りたくないですよね。

「だから笑顔で、少しでも楽しく仕事をする」

いつか書くかも知れませんが、私も「楽しんで」した仕事で、成功した経験があります。一種の悟りのようなものですが、仕事でも執筆でも楽しんでするように意識しています。
そもそも、物語や設定を考えるのが楽しくて、小説を書いているわけですが……。

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