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趣味の数っていくつがいいのねん?

Q:趣味の数=nとおく。人生を最も豊かにするために、最適なnを求めよ。

これは意外と難しい問題だ。充実した生活を送るためには、趣味というのはどの程度あればよいのだろう。

時間というのは有限である。いつまでもだらだらとスマホを眺めていたり、永遠に惰眠をむさぼっていたりすることは、精神と時の部屋でもない限りは実現不可能だ。

趣味にも同じことが言えるんじゃないだろうか。我々が同時進行で楽しめる趣味の数には限りがある。なぜならば、趣味に集中している間にすり減らす時間や金銭などの資源は、続けていればどこかで底をついてしまうからだ。

でも逆に言えば、我々は時間や金銭に余裕がある限りは、ずっと趣味に没頭できるということでもある。

さらに言えば、趣味というのはそれぞれ、すり減らす資源の種類と量が異なっている。例えばお金を極力使わない行為を趣味にしたならば、その人は時間の許す限り、趣味に精力を注ぎ続けられる。

その最たる例が執筆活動だろう。基本的に執筆活動というのは、パソコン一台さえあれば続けられる。

最近では学校教育の一環として、(お世辞にもスペックがいいとは言えない)ノートパソコンを買わされる例も多いし、そういったものを活用すれば、かなりコスパ良く執筆活動を始められる。

ここで新たな視点が生まれてきた。

「趣味を増やしたいならば、まずは個々人の持っている資源と要相談。お金はあるけど時間はないならば、短時間でサクッと楽しめる趣味を探したほうがいい。逆に時間はあるけれどお金はない、あるいはお金にも時間にも余裕がない人は、執筆活動をしたほうがいい。」

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