『趣味』という言葉から受ける印象を並べてみます。
①お気楽にできるものというイメージ。堅苦しい努力などは要らずに、あくまで気
晴らしのために行う。
②やっていて楽しい、あるいは、達成感や満足感が得られる。
③その人の人生を形作る、大切な要素の一つ。他人に趣味を尋ねれば、たいだいの
その人の性格がわかる(ような気がする)。
一応、グーグル検索にもかけてみます。
しゅみ
【趣味】
1.
専門としてでなく、楽しみとして愛好する事柄。
「―は音楽だ」
2.
物事から感じ取られるおもむき。味わい。情趣。「―のある絵」。物事の味わいを感じ取る能力。(それに基づく)好み。
「―がいい人」
うーん、ますます難しくなってきた。例えば『仕事』と『趣味』の違いって何なんでしょうね?
学生の中に『自分の趣味は勉強だ』と声高らかに宣言できる人は、ほとんどいないと思うんです。だけどこれが社会人となると話は違います。現に私の父親も、最近は「簿記」なる資格試験の参考書を買ってきて、電卓を片手にせっせと勉強しています。これは父親からすれば、立派な趣味の一つなのではないでしょうか。
そもそも論、趣味と仕事の区別をつけようとすること自体、愚かしいことなのかもしれないですね。
「趣味が仕事なのではなく、仕事が趣味なのでもない。趣味であり、また仕事なのだ。そう言い切れる生き様こそが、一番格好いいのかもしれません」
『化物語』下巻のあとがきで、西尾維新氏はこのように述べています。
無理に趣味と仕事の区別をつけることなく、与えられた課題に全力で取り組む。これこそが私たちの目指すべき、仕事と趣味の理想像なのじゃないでしょうか。
……だめだ、書いているこっちが混乱してきました。飽きてきたので今回はこの辺で。