十一

カクヨム作家の俺はミステリのネタに餓えていた。 連載中の小説はアイデアがつき、しばらく更新が途絶えていた。何か面白いことはないものかと生活の中や読書からネタを探し求めていた。 し…

突如として村が魔物の襲撃を受けた。 狩人のキノンは、全財産を持参し街へと向かい、兵を雇おうとする。 しかし、傭兵アグタスはお金を受け取ろうとはしなかった。 代わりに持ちかけられた…

陸の孤島と化した角田家。 そこで敬一の死体が見つかる。 スマートフォンには角田の文字。 しかし、角田は何人もいた。 ダイイングメッセージの意味は。

名探偵五六七の助手で小説家の私は、とある事件に巻きこまれてしまい、名探偵不在のまま犯人と対峙する。

半年間つきあっていた彼氏にフラられたその翌日。 ひょんなことから、私は愛を証明しなくてはいけなくなってしまう。

新型コロナウィルスの流行により以前のようにライブができなくなり、スリーピースのインディーズバンド「とりのぉと」の活動は停滞していた。 ギタリストの私は空いた時間でDTMの勉強をは…

一月前に交通事故の発生した交差点で美和はふいに足を止める。 事故で命を落とした幼馴染、聡子の声を聞いたのだと美和は主張する。 そして、聡子は自分を連れ去りに来たのだと。 「５…

ぷりぷりとした玉のようなおけつを僕は愛している

私と芹澤光は、大学の文芸サークルで共作をやったのを契機としてコンビを組むことになった。 私がプロットを書き、彼が文章を。 それは、彼が小説家としてデビューしてからもずっと変わらな…

ひょんなことから瞬間移動能力者って事になってしまった私にひとりの男子生徒が接触してくる。 彼は輻輳機関＜デコヒーレンス＞に所属しているのだという。 そして、私はこのセカイの秘密を…

短編集というものを私もやってみようと思う。 嘘日記、ボツネタ、エッセイまがいの雑文、ショートショートとなんでもござれのブログ代わり。 たぶんどこからも読めるはず。

図書室の奥に眠るぼくは、ある日少女に手を取られ……

激しいにわか雨に駆け込んだ公園の四阿には先輩がいて……

マリーと名乗る人物はとある実験について語る。

あの人を殺してしまった顛末をここに記す。

十七歳、秋。僕は宙ぶらりんになってしまった。進路もはっきりせず恋愛も積極的になれず、おまけテスト一週間前で部活禁止にり走ることさえ取り上げられてしまい……

休日の朝、妹が作ってくれたピザトースト。 しかしそこには謎があった。

4コマ小説。内容なんてないよう

かけっこをすることになったウサギとカメ。 歩みののろいカメを置き去りにしたウサギは首をかしげます。 こんなにも足が遅いのにカメがかけっこ勝負を受けることにしたのは何故なのでしょう…

依頼人の家を出たところで私は男の襲撃を受けた。

タイトルだけ企画参加用のため小説（本文）はありません

漏れ聞こえる隣の部屋の声から僕は部屋の主の女性の人物像を思い描いていた。

フリーター生活で孤独にすっかり慣れてしまった僕は一人旅で鳥羽水族館へと向かった。 館内を回り気ままな水槽巡りを満喫して最後に訪れたクラゲの展示スペース。 そこで僕はひとりの女性と…

触れれば過去へと戻れるというキューブ。 恵介と真弓はキューブを発見する。 それが二人の運命を決定づけるとも知らずに。