カクヨムコンに応募している『メガストラクチャー』が10万文字を突破し、第1部が完結しました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330662057079055 ここまですべて計画通り……ではまったくありません。
これまでに私が公開した小説は、すべて最後まで書き終えてから投稿を開始していました。それはなぜかというと、そのどれもが何かしらの公募に出した小説だったからです。
『メガストラクチャー』は、初めて最初からWEB媒体用に書いた小説です。
公開する前に、十万字分は書き終えておこうと思っていたのですがぜんぜん間に合わず、「第3章 日が暮れると、このあたりは」の「第4節 パトロン」までしか仕上がっていませんでした。
つまり、現在公開している40話中の14話までしか書けていない状態で、投稿を開始しました。
投稿を開始すると、書き溜めるよりも投稿スピードのほうが早く、「第4章 かたちを変える影」」の「第1節 工場②」、つまり40話中の20話あたりで完全にストックが切れました。
私はプロットをほとんど書きません。物語の大筋や設定、思い浮かんだ断片的なシーンをメモ書き程度に書いておくだけで、基本的に文章を書き始めてから物語を組み立てています。
なので、21話から40話にかけては、完全にライブ感で書きました。いままでやったことがない手法というか、なかなか大変な状態でしたが新鮮でした。
プロットはつくりこんでいませんが、物語の最後のシーンは書き上げています。ただし、そのまま採用するかどうかはここからの物語次第だと考えていますし、可能であれば今の想定を上回る物語にできればと思っています。
ここからが、第2部からが、ほんとうの『メガストラクチャー』です。
投稿はしばらくお休みしますが、読んでいただけるとたいへんうれしく思います。