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現実の方が遥かに……

こんにちは、ビジョンです。

今連日のようにどのチャンネルもネットも、話題はコロナ関連一色です。それだけ日本だけでなく世界中での関心事となっており、ヨーロッパだけでなくアメリカでも感染者が激増して、ちょっと洒落にならない事態になっています。

とはいえここで現実の日常生活や政治経済の問題について言及する気も煽る気もありません。そういう場ではありませんし。(まあ皆、冷静になって買い占めは控えましょうとは思いますが)



ここから本題になりますが、私の作品ページを見て頂ければ解るように、私は現実の世界を舞台にした現代ファンタジーやアクション、ホラーなどを良く書きます。
代表作の『女刑事と吸血鬼』や洋画シリーズなどがそのいい例ですね。

でも今って世界中がけっこう大変な事になってるじゃないですか。こういう時勢だと何と言うか……現代を舞台にした作品て凄く書きにくいんですよね(笑)

『女刑事と吸血鬼』は舞台がロサンゼルスなんですが、LAも今病気による死者は勿論、外出禁止令が出て経済も大きくダメージを負っています。
はっきり言って現実の方が遥かにやばい状況ですよね。そういう事を考えてしまうと、どうにも書きにくさを感じてしまいます。
今書いてるエピソードは年末から投稿し始めているのでまだ良いですが、次章のエピソードではローラ達も外出禁止令で外に出られなくなってしまいます(笑)

また次回作では実はニューヨークを舞台にした物語を考えていたんですが、ニューヨークはLAより更に大変な状況なので、何を書いても薄っぺらくなってしまいそうです。だって現実の方が遥かに悲惨なんですから。

また他にも世界の色々な国や地域を舞台に冒険する物語も考えているんですが、今現在空港はほとんど閉鎖されて、国家間の移動は激しく制限されている現状です。
こんな現状で、あちこちの国に冒険して……なんて物語は、はっきり言って書きにくいですし、本当に困った事になりました。まさかこんな状況になろうとは……

あくまでフィクションという事で、コロナが蔓延していない別の並行世界と割り切って書くか(あらすじにも注釈書いたりして)、今現在ちょっと悩んでしまっています。
異世界ファンタジーオンリーならこんな事に悩まずに済んだのですが……(汗


皆さんはどう思われますか?

8件のコメント

  • こんにちはーっ!

    んんと、その……少し話の種類が違うかもしれないのですが。
    長期間にわたって連載したり、シリーズものとし出ている作品の場合、作中に登場する小物を現実に合わせる作品もあるみたいです(そういう作品がどれほどあるのかはわからないのですが…)

    サンデーで連載中の有名推理漫画コ〇ンですと、キャラが持っている携帯電話がスマートフォンに変わっていますね。
    他、私が追いかけてる軌跡シリーズという第一作目は20世紀初頭ぐらい(?)を舞台にしたRPG作品も、シリーズを追うごとに作中の科学技術が著しいぐらいに進歩しています(作中では、時の流れは5年ぐらいしか経過してません!) こちらの方は、最新作では現実世界の科学技術を越えてしまったところがありますね!

    ただ、コロナのような社会現象と科学技術の進歩ではまたちょっと事情が違うような気がしますし……私がビジョンさまと同じ立場でしたら悩みますねぇぇぇ…(うーん、難しいです!)
    小説を書きながら、うーん、現実はコロナであれこれ大変でこうなのに物語はそうではないので、書き手としてはコレジャナイ感が! ありそうです!(少なくとも私は!)

    とまあ、今は書き手としての話ではないではない気がしますので、読み手としてどう感じるかということになりますと……(ごめんなさい、また後で来ます!)
  • 久遠さん
    コメントありがとうございます!

    そうなんですよねぇ……。そういう技術的な物はいくらでもアップデート出来るんですが……
    本当に頭の痛い問題です。例えフィクションと強調しても、読む側がどう受け取るかは別問題ですし。
  • こんばんはーっ!(遅くなってすみません…っ!)

    それで、読者としてどう感じるかですが……ちょっと考えてみて、案外気にしないかも…と思いました(んん?)

    その…例で挙げた某サンデーの推理漫画に話は戻りますが。
    あちらも時代は現代ですが、今このタイミングでコロナという社会現象が物語に反映されずとも、現実味がないとかそういうことは思わないかな、と思いました(実際にイメージしてみての勝手な感想ですし、他の方の感じ方はまた異なるかもしれませんので一概にはなんとも言えないのですが)
    逆に、コロナ現象が組み込まれても、ああ、タイムリーな話を入れてみたんだなぁ、と。そのぐらいの印象かもしれません。

    そう……ですね(ちょっと考える)
    社会風刺や皮肉も混ぜ込んだような異世界系のギャグ作品で、そのような時事ネタ(?)を作品に含めているものがあったかなと思います(うろ覚えの上、あんまり見識があるわけではないので、とっさに2つ3つぐらいしか該当作品が思い浮かばないのですが…)
    ……でも、この文章を打ちながら、単行本が発売される頃には、内容次第ではタイムリーさというかネタの鮮度は少々落ちてそうですね(苦笑)

    そう考えると、少なくとも私は読者として現代がどうとか異世界がどうとか実際の現実がどうとかは意外と気にしてないのかもしれません。

    その理由として一つ思い浮かんだものがあるのですが……すみません、また来ます!!(話が長くてごめんなさい…っ!)
  • 久遠様
    続けてのコメントありがとうございます!

    すごく参考になるご意見でした!
    (なろうの方でも同じ相談をしていたんですが、ちょっと論点がズレてる回答が多かったので……汗)

    私自身もできれば影響されずに書きたいという思いがあったので……。余り気にしないと仰って頂き心強く思います。
    勿論人によるという部分はあるでしょうが、少なくとも久遠様のように考えられる方もいるという事で勇気づけられました! ありがとうございました!
  • こんばんはーっ!(遅くなりましたすみません…っ)

    色々とビジョンさまの近況ノートを読ませていただきながら、コメントを書かせていただきながら、良い機会だったので考えて見たんですけれど。
    私が物語を読むとき、何に重心を置いているかにも少し関係があるかもしれないと思ったのですが、主人公がいる舞台とか世界観とかは補助的な魅力(?)で、やっぱり読む上での本命はストーリーや…、ビジョンさまの作品ですとアクションシーンかなぁと思うのです。
    ラブコメとかですと、主人公とヒロイン、他キャラを含めたラブコメ的掛け合いが本命になると思いますので、これはジャンルや内容によって読者として楽しみにする要素が変化するかな、と思います。

    なので、現代物であっても、今我々が済む現実世界と緊密にリンクしていなくても、そこまで気にならないのかも……と思ったんです(あくまで一読者としての、根拠もないざっくりした所感ですみません)

    某サンデーの有名推理漫画も、私が考えるメインの面白さというのは事件や推理、それから某黒の組織との因縁の対決とかそういうところかなぁと思っていまして…(もちろん、そうではない方もいらっしゃると思いますよ!?)
    あと、あちらはキャラ同士の関係も面白くて好きですね!(延期になった今年の映画に「〇井一家集合」みたいなキャッチコピーがありますけど、あちらも人間関係が混線しております!)

    ですので、私の中では物語に社会情勢まできっちり反映されているかどうかは、二の次になっているところがあるのかもしれません。悪い意味で読む上で後回しにしているわけではないと思うのですが、最重要ポイントではない…と言いましょうか。
    どちらかと言えば、物語のストーリーを楽しみたい。アクションシーンでドキドキしたり、ハラハラしたりしたい。このような感じなのだと思います。

    ……まとまりのない話になってしまいましたが、私個人の結論といたしましては、一読者としてコロナが反映されていなくても気にならないです!という話でした!(長々とすみません…っ!)

    では、失礼します!
  • 久遠さん
    コメントありがとうございます!

    貴重なご意見を頂き感謝します。
    そうなんですよね。主題はそこにはないと言うか……。

    しかしどんな凄い事件とか書いても「現実の方がよほど大変なのに……」みたくなるのが嫌で悩んでいたんですよね。

    気にしないという久遠さんのご意見に励まされました。
    まだ確定はしていませんが、自分の中でももう一度よく整理してみたいと思います。

    ありがとうございました!
  •  東日本大震災の際、某超有名魔法少女アニメの放送が延期になった事もありますが、社会的風潮なども考慮すると創作する立場としては中々書きずらいご時世かも知れませんね。

     只、こういうご時世だからこそ、せめて物語の人物だけでも、のびのびとさせても良いのかなとは個人的には思いました。

     当方も今格闘ジムの事を描いており、実は昔ちょろっと世話になったジムの一つがモチーフになっているのですが、現実でそのジムは東京都の休業要請を受けて休業しています。(泣・まぁそれ自体は当然の事ですが)
     それでも小説の方まで休業要請に従わせる事は無いし、むしろ少しでも暇つぶしになってくれれば良いかなと思って物語は物語と割り切ってます。

     とはいえ、物語にもよりますよね……。
     「現実は小説より奇なり」という言葉もありますが、特にTVやディスプレイ越しにしか伝わってこない海外は描きずらそうです。

     これは自分が描く事を想定した場合ですが、極力ポジティブな展開に持って行くというのもありかな? と思います。
     どうせ現実のが酷いのならば良い方に持って行けば良いという安易な発想です。
     まぁ今まで考えていた展開を放棄してプロットを立て直す必要が出てきますが……。

     参考にもならないと思いますが、戯言失礼致しました。
  • 麗玲さん
    お返事が遅くなってすみませんでした。

    この記事にご返答下さってありがとうございます。

    スケールは違いますが、青年誌やビジネス漫画、学園物の漫画家なども結構同じ悩みを抱いているらしいです。

    物語中ではあえて触れない方向で行こうかなとは考えています。
    無いとは思いますが万が一突っ込まれたら、並行世界とかなんとか言い訳はできますしね。

    とはいえ、書いている自分自身が納得できるかどうかは別の話で、中々に難しい問題です……

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