一昨日(7月24日)テレビ朝日で、1976年のベレンコ中尉亡命事件の再現ドキュメントをやっていましたね。ソ連を発ったMig25フォクスバットが、アメリカへの亡命を求めて、北海道の函館空港に強行着陸した実話です。
ちょうど新作の『ソニック・ストライカー』に、Mig25の事を書いたばかりだったので、奇遇に驚きました。
そう言えば、前作の『帝国への海図』を書き始めた矢先に、伊400の模型のCM(パートワーク雑誌)が始まったのも奇遇でした。
こんなこともあるんです。
さて、そのベレンコ中尉亡命事件ですが、筆者が子供の頃の話で、TVニューで大騒ぎしていたことを覚えています。こんなことを書くと、年齢がばれてしまいますね。
TVで放映しなかった内容で、パトカーで移動中のベレンコ中尉が、ガソリンスタンドに待ち行列が無いことに驚いたり、スーパーに物が豊富に陳列されているのを見て、自分を洗脳しようとして豊かな国を演出したのだと思い込んだりした話もありました。
TVでは、Mig25が真空管を使っているのを見つけた技術者が、旧式の部品で最高性能を出したことに驚くシーンがありましたが、真空管を使っているのは、核爆発による電磁障害を回避するためだとも言われています。
そうそう、当時のニュースでは、Mig25を分解検証した際に、錆びた金属パーツが数多くあったとも報道されました。
何だかんだありますが、Mig25は今も戦闘機の中では最速で、まだ現役で運用している国もあります。きっと名機なんでしょうね。
Mig25の事を書いた下りは下記です。
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054881260998/episodes/1177354054881261023