パラ農です。
「誰もこんな所読んどらんやろ」ということで、今月書いた作品の解説をしていきます。先にあとがき読んでから作品読む方もいらっしゃることでしょうし、これがなんらかのインデックス代わりになるならと思った次第です。主に【百合マルシェ】のカオスぶりがひどいので何らかの解説が必要かもしれないと思ったのもあります。へへへ。
■琥珀色恋愛遊戯(百合マルシェ+連載版)
いま推している社会人×バーテンダーの社会人百合です。仕事に疲れたOLが、ミステリアスなバーテンダーと甘い言葉を囁きあって恋の駆け引きをする恋愛遊戯《ラブゲーム》です。百合としての効能はもちろんながら、カクテルについて詳しくなれるという一粒で二度美味しい作品となるよう誠心誠意カクテルを作って飲みながら執筆しております。話を完結させるのが先か、肝臓が悲鳴を上げるのが先か。チキンレースほど面白いものはない(ウソです病気は怖い)。
しばらく連載を続ける予定ですので、お気に召されれば☆と♡をよろしくお願いします。特に♡なんかは軽率に全話にポンポンポーンと押して戴いて結構です。単なる数字がメチャクチャ励みになりますゆえ。何卒何卒お願いします。
■百合会議(百合マルシェ)
前編だけでは話の内容がさっぱり掴めない作品ですが、実は強い感情に突き動かされた人物達による『ミステリ風』小説です。
さて、本作は『ミステリ風』です。新本格などを期待してお読み戴くと肩すかしを食らうやもしれません。注釈しておきます、ミステリ風です。インドカレーとインド風カレーくらい違います。ナマステ。
とは言え一応ながらミステリの体裁をとるため、ネタバレに配慮して多くを語ることはできません。もしこれからお読みになるという方は、「百合会議という謎の会議に、なぜ主人公たる岡村早苗がやってくることになったのか」という疑問を持ちながら、お読みいただければと思います。
岡村早苗とある女性の間に生じた強い感情・強い関係が、本作で一番やりたかったことです。この関係を書くためにミステリ風小説の形を借りました。計4話、4万文字。短編集とは何だったのかという感じですが、これも百合マルシェ名物ということで。
■クソガチャ
琥珀色が黒須なら、こちらはクロエ。たまたま主人公の名前に黒が被ってしまいましたが血縁関係はありません。私はわりと世界観を使い回す(作品同士が緩やかに繋がっている)のが好きなのですが、この作品は繋がっていません。完全独立です。かなり好き勝手に思うまま書いております。正直百合なのかすら怪しい部分はありますが「異世界転生もたまには書いてみようかな」くらいの軽いノリの産物です。たまに見て「あーバカやってるなー」と思っていただければちょうどいいくらいです。
あとがきというか作品紹介になりましたが、以上です。
2月は琥珀色・クソガチャをメインにしつつ、何か思いつけばマルシェに妙な短編を放り込むことになると思います。
変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。