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3部作の制作順。

ほとんどすべての通知を切っている&クイックリアクションをまったく信じていないヒューマン、片喰です。
言葉か行動かどちらが大事かなんて決まりきっています。両方です。
両方で示してくださる人をこそわたくしは信じております。
いつも本当にありがとうございます。

連日連夜暑いですね。

365.25日24時間、時間は常に不足しておりますが、特におっしゃらないだけでご多忙なのはみなさんもそうでしょうから、とりたてて騒ぎ立てるつもりはございません。
前回のように更新に響くことでもない限りは。
つまり、この文章のほとんどは過去に書かれたものであるということです。
ご承知おきください。



閑話休題。
前置きが長くなりましたが、本日の内容が内容でございますゆえ、
『やがて〜』&『うつろ〜』読了済みかつ『だれひれ』最新話読破済みの方以外、ここから先は立ち入り禁止です。

『やがて海はすべてを食らう』
https://kakuyomu.jp/works/16817139559063166551

『うつろな夜に』
https://kakuyomu.jp/works/16817330648863103041

『誰かが尾鰭をつけた話』
https://kakuyomu.jp/my/works/16818023212349346950



それでは、どうぞ。







ふと気になって、作成日時を確認してみましたところ、
『誰かが尾鰭をつけた話』…2021/6/21
『うつろな夜に』…2022/10/2
『やがて海はすべてを食らう』…2022/11/24

なんと、『うつろ〜』→『やがて〜』→『だれひれ』の順でした!
そうなんだ……!?
公開順とは正反対だったようです。
記憶にございませんが、『だれひれ』の初期構想自体は約3年前にすでに存在していたらしいです。
そうなんだ……。(2回目)

こぼれ話ついでに、
『やがて海はすべてを食らう』は『金のうろこは胃袋のなか』というタイトルでした。
加筆修正して現在のタイトルになったわけですが、このあたりに内容説明系の長文タイトルがつけられない理由が詰まっている気がします。

タイトルまで含めて物語と申しましょうか。
内容が示されている作品を貶す意図はなく、むしろ親切だと尊敬しているくらいですが、自分のものとなると途端に難題と化しますね。

『やがて〜』と『だれひれ〜』は対比のつもりで制作し始めましたが、
寝かせていた部分(すでに数年前から構想していた部分)はとうに公開済み(第1章〜第2章序盤)です。
この事実は、今後の展開を予想するうえでのヒントになるかもしれません。
大口を叩いておきながら、対比にならない可能性もございますが……。笑

紫水と千鶴の口調と二人称で、もし淡い黄緑色の鱗を持つ彼と孤独な彼女を思い出してくださっていた方がもしいらしたら、脱帽ものですね。

そういえば、紫水の一人称は登場ぎりぎりまで『私』と『僕』で迷っておりましたが、
余裕のある感じと中性的な雰囲気を出したかったので、最終的に『私』になりました。
(執筆スタイルが変なので、随分先の場面でも彼の一人称がまだ『僕』のままだったりして、いつか修正せずに載せてしまうのではないかと戦々恐々としております。)
千鶴の一人称が『わたし』になったのも、その影響あってのことなのかもしれません。

長い寄り道を終え、本筋に戻る日もそう遠くないでしょう。

キャッチコピーが思わせぶりかもしれませんが、『だれひれ』もまだまだ続きますから、ご安心くださいませ。


それでは、今宵も物語の世界にてお会いいたしましょう。

4件のコメント

  • 作成順が反対だったというのは面白いですね。
    だれひれは、タイトルからは寓話のオムニバス形式かと思っていましたが、一本道で寄り道もしているタイプでしたね。
    それぞれ、舞台も時代も違うことでしょうし、公開順が時系列に則していそうな感じもしました。
    やがてに関しては失礼ながら今の方が好きですね。金の鱗も独特な雰囲気がありますが、今の方がスケール感を感じられます。
    レビューにも書いた気がしますが、読み終えた後には母なる海への回帰を連想しましたから、特に良かったと思います。
    だれひれも物語がどこに向かっていくのか気になるところ、楽しませていただきますね!
  • ぽんにゃっぷさんへ。

    コメントありがとうございます。

    『だれひれ~』
    おっしゃるとおりかもしれません。オムニバス感が……!
    あちらこちらに行く予定はなかったはずですが、結果的にタイトルに沿った内容になったとも言えるかもしれません。
    時系列は……現時点では混線しており、一概にこうとは断言できない状況ですね。
    舞台につきましては、ご推察のとおりです。さすがぽんにゃっぷさんですね!
    例を挙げますと、報告書の彼と彼女の恋の舞台は思いっきりヨーロッパのイメージです!
    諸事情により、パッと見てわかる外国語は解禁いたしませんでしたが……。

    今年いちばんのびっくりなんですが、『金のうろこ~』時代をご存知だったんですね!?
    こちらに載せたときにはすでに『やがて~』でしたから、感無量です……!
    加筆の度合さえ記憶の彼方ですが、覚えていてくださる方がいらしたとは夢にも思いませんでした。

    『母なる海への回帰』
    本筋における海要素は控えめな『だれひれ~』は、どのような航路を辿り、どちらへ帰着することになるのでしょうか。
    ぜひ最後までお付き合いください。
    いつも本当にありがとうございます!!
  • お返事ありがとうございます。
    一点、勘違いさせてしまったようで申し訳なく。金の鱗は存じ上げていませんでした。その頃小説を読むこともなかったので。ただそういう経緯を知って今の方が好みだと感じました。スケール感については、改稿しているでしょうし、比較できないはずでものね。紛らわしくてすみません!

    僕メンズヨーロッパでしたか!
    どうしても海賊や人魚の居そうなビビットな海のイメージがあったので、黒海とかカリブ海。
    彼の顔つきの印象もだいぶ変わりましたよ。
  • ぽんにゃっぷさんへ。

    こちらこそ、ご回答ありがとうございます。
    そういう意味でしたか!
    『やがて~』ですらとても拙い作品なので、その前身までご存知の方が……!? と羞恥心が大変なことになっておりましたので、よかったです。本当に!笑
    うろ覚えがすぎますが、『金のうろこ~』は名前のとおり、彼が暗殺されたところで幕を下ろしていたのではないかと思いますので、スケール感についても限りなく実情に沿った評価かもしれません。

    『海賊や人魚の居そうなビビットな海』ですね!
    彼女にも落ち着いた色調の日本の海よりそのほうが似合います。
    『うつろ~』、『やがて~』の舞台もそちらに近いイメージです。
    彼の外見は、片目が隠れていて、気を付けていないと眉間に皺が寄りがちだけれど、笑顔がとても優しいといった具合でしょうか。
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