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批評企画・完結編

結論から言って「萌えてんじゃねえ」追記チャレンジも振るわなかったです。

正直もうちょっといい評価がもらえるんじゃないかと思ってましたが、甘かった。

展開が遅いのがダメだそうです。これにはぐうの音も出ません。

そして展開が遅いせいで、コメディなのかバトルものなのか何なのか分からないと。

なるほど……。それ分からないとダメなのかな? と思いましたが、読者の期待感に関わる部分だからですかね。
中途半端と言われると返す言葉がないです。

物語の軸としては主人公が萌え概念持ちの少女を殺そうとする話——というのがあり、それで十分かと思ってたんですが、その上でシリアスなのかギャグなのかラブコメなのか分かりやすくないと、というのは盲点でした。

全然重視してなかったけど、大事なんですね。
勉強になりました。

2件のコメント

  • 批評企画の主催者、三鞘ボルコムです。
    厳しい事を書いてしまい、その点については申し訳なく思います。

    「ジャンルなどを示さないといけない」という考えについては、他作品の批評ですが『武器商人は忙しい!〜日本壊滅かぁぁあ!?弱小ゴブリンに自衛隊はお手上げですっ!🪖』という作品の批評で近い事を述べております。

    あくまで私の考えですが「読者は作品を読む前に、どのような作品を読むかの心構えをする」と思います。
    該当作の批評で述べていますが、「ライトな冒険物を読みたい気分」「ラブコメを読みたい気分」などの感じですね。

    『萌えてんじゃねえよ、人類』に関しては、まずタイトルを見て「コメディ」だと感じると思います。そして設定を見て、その感覚に拍車がかかります。
    ですが読み進めてみると「意外としっかりした設定が重く」感じてしまいました。そしてイマイチ「方向性」や「ジャンル」がハッキリしないんですよね。

    「読者の読みたいものを提供する」。これは意外と大事だと思います。
    言い方を変えると「ニーズに応える」という事ですからね。
    「ニーズを無視した商品」には、きっと商品価値は無いと思います。

    またしても手厳しい事ばかりを言ってしまいましたが、これはあくまで「私の個人的な意見」であり、その上で「商品価値≒読者に読まれる」という事を望むなら、という前提での指摘になります。

    私の意見が間違っている場合もあると思いますし、何より「読者獲得より自分の好きなように作品を書きたいんだ」という場合には無視して下さっても良いと思います。
    (私自身も「読者獲得より自分の好き」を優先してますし)

    何度も言ってはいますが、御作『萌えてんじゃねえよ、人類』はとても「面白そう」な作品でした。
    個性的な設定とキャラ(天使)が、とても魅力的でした。

    「面白い」とならなかったのは、やはり14話までかけて「作品の方向性が見えなかった」のが大きいですね。

    この様な所まで来て、長々と申し訳ありませんでした。
    こちらこそ、再確認の意味でも勉強になりました。
  • 三鞘ボルコムさま

    こちらにまで反応頂いて恐縮です。

    やはりそうでしたか。ご提案の批評読ませて頂きますね。

    厳しさも感じましたが辛口批評としては当然であり、こうして丁寧な補足説明まで頂けて大変ありがたかったです。
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