「観光というか、旅をしている最中だ」
「どこかに向かっているとか?」
「特に目的地は決めてない」
「ふうん……じいさんが孫を連れて余生を旅で過ごすか……うらやましいな」
https://kakuyomu.jp/works/16816452219032602881/episodes/16816452219139407078こんにちは、オロボ46です!
今回は水上市場を舞台としたエピソードです。
川に浮かぶ市場を訪れたふたりのバックパッカー。
ふたりを乗せたボートの下を、巨大な魚影が通っていく。
その魚影を見て、ボートの船員はその魚影について説明する。
「守り神ぃ? 本当にそんなものがあるのか?」
「そんなドン引きしているような言い方はよしてくれ。あくまで通称だ通称。オイラの父ちゃんが観光客には守り神と紹介しろって言われているから、そう言っているだけだよ」
その時、バックパッカーのひとりが、もうひとりをじっと見ていた。
ぜひ見てくださいね!