池中 織奈

「なんでこんな関係のない小僧が召喚されるんだ！！」 「え、此処何処？」 俺の名前は薄井咲人（うすいさくと）。 両親と姉二人（双子）共に過ごしていた何処にでもいる高校生。……だった…

「偽聖女ウルリカ！！　貴様を今日この時を持って解任する！！」 僕、ウルリカはパーティーの会場で急に断罪された。 その後、他国の女帝から誘われ、そのままその帝国へ向かうことになった…

土の中から這い出てくる、災厄の魔物。 三百年の時を土の中で過ごした魔物には――異世界の人間だった頃の記憶があった。 「おいしかもんが食べたか！！」 美味しいものを食べたい災厄の魔…

俺の住んでいるマンションの隣の部屋には、人気者の後輩が住んでいる。その名は天道花音（てんどうかのん）。天道花音と関わる事はないだろうと思っていた。しかし、ひょんなことから俺は天道…

「博人、今日から高校二年生ね」 「は？　母さん、僕は今年から高校三年生だろう？」 「まぁ、何を寝ぼけているのよ！！　今年から二年生でしょう」 僕の名前は薄井博人（うすいひろと）。…

これは勇者が魔王を倒した後の物語。とある勇者と、とある少女にまつわる話。 ※小説家になろうにたまにあげているシリーズです。

昔、ニガレーダ王国には一人の聖女がいた。 あらゆる者を治し、あらゆる者に慕われた聖女さま。 その聖女様が没して二十年——、ニガレーダ王国は多くの問題を抱えていた。 「あー……、ク…

「パーティーから、抜けてくれないか」 ――俺はその日、パーティーメンバーの一人にそう持ち掛けた。 ※小説家になろうに掲載していた短編です。

「ジルベール、貴方を追放するわ」 　――そう言ったのは、冒険者パーティー『赤き翼』のリーダーであり、俺の幼馴染であるクレマリーである。 「それが嫌なら――」 「分かった」 「え？…

平民の商人として活動する俺、ウェリッセは元大国の王太子である。

「貴様とは婚約破棄する！！」「やりましたわっ！　聞きました？　カゲッド様が私と婚約破棄をしてくださるのですって！！　皆様が証人ですわよ！！」「え？」「ふふ、これで私も自由ですわ！…

【本編完結まで掲載済】ヴァンはガラス職人の家の一人息子である。手の器用さはピカ一で、ガラス職人のお店を継ぐ事を昔から言い聞かせられてきた。どこにでもいる平民――、それが周りの評価…

『救国の乙女』になると、預言されて早二十年。私はまだ『救国の乙女』になれていない。王都近くの森でひっそりと一人暮らしをしている私は、ある日男を拾った。 ※小説家になろうにも掲載…

高ランクパーティーの一員だった僕はダンジョンの中に捨てられてしまった。 自慢じゃないが、僕の戦闘スキルはゼロである。そんなわけで僕は、ダンジョンの中で過ごせるだけのんびり過ごすこ…

乙女ゲームのヒロインとして転生するはずだった。しかし生まれてすぐ殺されてしまったので、天界で過ごすことになった。 ※小説家になろうにも掲載中のものです

血のように赤い髪に、ルビーのような瞳。まるで人形のような美しさを持つ。 それでいてある時はドラゴンを下し、ある時は敵国の兵士を虐殺し――圧倒的な魔法の腕と剣技を持つ『兵器令嬢』、…

言語も通じない世界に一人の少女がトリップした事により少女の長い物語は始まる。少女は、異世界で必死に存在していた。 ※なろうに投稿済みの作品ですが、お気に入りなのでこちらにも投稿…

俺とあいつは、異世界に巻き込まれて召喚された。 ――これは歪んだ少女に纏わる物語。 ※小説家になろうにも掲載中のものです

森に住む『魔女』は裏切られボロボロの『聖女』を飼うことにした。 ※小説家になろうにも掲載中のものです

神沢時雨（かなざわしぐれ）。それは俺の幼馴染の名前だ。 俺の幼馴染は、美人だけど無口で無愛想でもったいないと、そんな風に言われている。——でも俺にとっては超可愛い幼馴染だ。

俺は転生者だ。何だか前世3回分の記憶を持っている。 三回目の転生…、要するに四回目の人生は、俺が一番最初に生きていた世界だった。ああ、二度目の人生はSF世界で、三度目の人生が地球…

都会の街中に、ひっそりと存在している小さなお店。 一見すると普通の骨董店。だけど、そこには一つの噂が流れている。どんな願いでもかなえてくれるのだと。 親友が余命一年の病気にかかっ…

VRMMOの世界で、俺は「助けて」という声を聞いた。その声はゲーム内のバグだと公式から発表されているものだった。だけど、俺は……、それがあまりにも必死だからバグだったとしてもその…

大国の第三王子という立場に転生した俺。 上に二人の兄と二人の姉と、下に二人の弟と二人の妹がいる。正妃と側妃の子も含めてそれだけいる。加えて、俺は正妃の子供なわけでもない。そんなわ…

深い深い山の奥、一匹の美しいドラゴンさんが住んでいました。ある時、ドラゴンさんは山の麓の森で、人間の赤ん坊を拾うのでした。ドラゴンさんは、興味本位で人間の赤子を育てることにしまし…

王国の第一王子であるカイシス・アーランスは、容姿端麗、成績優秀で王太子として優秀だといわれている。しかし、そんな彼が、学園において婚約者ではない少女と仲良くしはじめた。王太子とそ…

読書好きの菊池さんに惚れて、彼女を落として恋人になりたい！　と話しかけた俺。 気づいたら読書の魅力に落とされて、菊池さんの読書仲間になった。

僕は何処にでもいる高校生、薄井博人。しかし、僕の高校はひと月ほど前からおかしい。しかし、どうやらその事に気づいているのは僕だけのようである。面倒なので、僕は気づかないふりをする事…

悪魔公爵と噂されている存在に嫁ぐことになった私。嫁いで色々衝撃的なことは聞かされたが、旦那様の事は好きだし、平和に過ごしている。