数日前に聞こえてきた話なので、いつにも増してアバウトになりますが、依心、依行、依場についての話が聞こえてきました。
「依」は、依存、依頼の「依」ですね。
つまり、何を頼りに生きるのが良いかという話。
依心は、気持ちを強く持つとか、意識改革とか、気持ちを中心にすえるというスタンス
それに対して、依行はカタチを重視する。禅宗がその代表ですね。座禅ももちろんそうですが、朝起きるところから夜眠るまで、生活全般の行動が細かく規定されている。
三番目の依場は、場所を大事にしなさいということ。騒がしい場所、散らかった場所、汚れた場所では、ろくなことにならない。まず、掃除。整理整頓。大きな問題があれば、そこから去って場所を変える。場所とケンカしても無理。
話していた人は、三番目を強調されていました。一般人には、いちばん難易度が低くて、それでいて効果が大きい。実用的。
話していた人は、たぶん僧侶ですが、若いのに達人ですね。実践と効果を求めれば、依場が一番ですもんね。とりあえず掃除、掃除機だけでもすっきりします。大掃除して模様替えすれば生まれ変わった気分~ もうずいぶんやってませんが・・・
そうですねえ。この話が耳に残ったのは、耳が痛かったから。
ごちゃごちゃ考えてないで、部屋をなんとかしろ! と叱咤された気分……
でも、世界が住みにくくなってきているのは、掃除で変わるんだろうか? と言い訳~