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創作反省会場

未だ一つの作品で10万字を達成したことがない。
大体5000文字から1万文字程度をさらっと書き上げたところでここからどうしようってなってしまう。
ファントムレガリアは設定をしっかりせずに雰囲気だけで書いている。作者がレガリアって何だ?って思ってるくらいにふわふわしてる。
小説を書く慣らしに使う目的で書いてる実験作なので8000文字程度しか書き上げてないのに平気で描写に矛盾が起こってる。ある程度書き続けたうえで全体をどのように修正するのかというのが知りたくて書いてるから最低でも20万字は書き上げたいところだが、今のペースでやると10年かかっても無理かなぁといったところである。
次にオールドエッジ。これはちょくちょく過去に書いたところを修正して書きやすいように直したり、意外と時間をかけてるのだけど、主人公の強さを決めかねて設定がコロコロ変わってしまうのが難点だ。
強大な魔力を持ってますってのが作者的に面白くないなぁと想ってしまう。
だいたい魔法使いものって細かい設定しだすと帰って意味不明になるところがある。
この属性にはこの属性が強いです!とか書いてて馬鹿じゃねえのってなります。
ロールプレイングゲームじゃないんだから、そんな借りてきたような設定やめちまえよって心の中のプライドが邪魔をするんですかね。
この作品に関しては漠然とした世界観はあるんだけど、そこまで書くのもめんどくさいというのが実情。
作者がそこまで面白くないなぁって思ってるのが一番良くないですね。
一番はやっぱり読んでもらって感想がほしいんですが、そこに辿り着く前にモチベーション不足で折れてしまうんですよね。文章も下手くそだし、とても読みにくいなと書いていていつも感じてしまう。
時には小説 才能 なんて検索してしまうくらいです。
色々試行錯誤しては見るんですけど、うまくいかないですね。
本業の人がどんなふうに制作しているのかとか参考として知りたいなと最近はどう執筆するのが正解なのか知りたくてたまらないです。
ファンタジーはファンタジー要素をフワフワさせないと作者が書いていてしんどくなるなと思います。
あまり詠唱がどうとか、設定ばかり増えてってすごく書きづらくなっていく。
オールドエッジの場合、ベースの設定は殆ど決まっちゃってるので書き直すならもう一からやり直すしかないっていう。
それなら別の作品書いたほうがいいよなぁと密かに考えるわけです。だいたい、魔法使いの学校がみたいな設定がだめなんだろうなと。
魔法使いの一族がいて、魔法使いは魔法使いの親が育てるみたいな感じのほうがやりやすそう。
第一、魔法使いってなにがどうして強くなったのかっていうのが書きにくいんです。新しい魔法?それとも詠唱の効率か?どれも自分にはぱっとしないです。
システマチックな面白さってのがどうにも私の完成にマッチしない。
不思議なパワーは不思議なパワーでごまかしておいたほうが意外と作者も読者も納得できるんだと思う。
だいたい、詠唱って誰が決めてんだよとか思うので。
いっそ何も考えずにやるか!との思い出書いたのがスライムマスター。でも、これほんとにつまんないですよね。これタイトルのせいで方向性が限定されてしまうんですよ。主人公はスライムしか召喚できないという設定が。スライム以外を召喚する日のために召喚し続けるってのがおそらくストーリーラインになると思うんですが、思った以上に一本道になってしまって展開が予測しやすいというか、ああ、書いててつまんねえなと。暇つぶしに書くのがちょうどいい作品なんですけど、暇つぶしに何万字もかける気にはなれなかったですね。

楽園遊戯。私にしては珍しくあらすじを書くところから始めた作品。そこら辺の雰囲気は面白そうだし、なかなか読みやすいぞと思いながら2話まで書いて、3話目で挫折した作品。まず、作者が考えたゲームを登場人物にやらせるってのが合わなかったなと。
この手のVRMMOみたいた作品で必ずぶつかるのが登場人物の日常生活に係る時間的制約なわけですよ。
登場人物にも日常生活があるわけで、そのすべての時間を無視してゲームをさせることはできないんです。
それこそデスゲームにするとか、主観時間を何億倍にも引き上げる夢のような装置があるとかではない限り。ソードアートオンラインがそんな感じでしたね。
それにゲームってのは公平じゃなくちゃいけないんです。ユニークスキルとかユニークアイテムとか、強さに関わるようなものは誰であっても入手できるようにしなければなりません。シャンフロとか何も考えずに読めていた時期はおもしろかったんですけど、ユニークモンスターとか、主人公優遇が過ぎるなと思ってからは楽しめなくなりましたね。
物語を進めるのに主人公を絡ませないといけないせいで必然的にそういうフラグを主人公に集中させないとならなくなってしまうんです。
分かりやすい話、一人の人間ばかり特別なモンスターを倒して、特別なアイテムを入手できるなんてイベントを現実のゲームがやったら炎上するか、そもそもそんなゲームやらないかの二択ですよ。
人が集まるわけないんですよ。
ぼうふりとか特にひどいなと思ってます。
まぁ、そんなふうにVRゲームというジャンルになそういった致命的な欠点を抱えてしまってるのです。
主人公が強くなっていう最初のうちは面白いんですけど、だんだん進んでいくうちにそうした疑問に気がついて楽しめなくなってしまうんですよね。
VRというジャンルには何度か挑戦しようとしたんですけど、重たい話とかを書くには合わないなって思って、書き続けられないんです。
ゲームをするのはそれなりに好きです。
でも、わざわざファンタジー世界感をゲームの中の設定として落とし込むのは無駄な手間です。
そのままファンタジー書けばいいじゃないかって話ですよ。まぁ、そのままゲームみたいなスキルとかジョブ、ステータスみたいなのを使ってるファンタジーの亜種みたいな作品よりはマシですが。
色々書こうとはしてみるけどそんなふうにして行き詰まっちゃうのが良くないですね。
そんな感じでダラダラと作品ガチャを一人で続けてるわけですが、そんな私にも構想に5年くらいかけてる作品があって、それがコズミックトランサー。
世界の成り立ちから考えてたり、まるでオリジナルの神話でも書いてる気分です。だけど、拘りすぎるあまりに書いては書いては違う違うと一話目を何度も書き直してしまって困ってしまいます。
他にも現代風ファンタジーにするか、それとも異世界風にするかも悩みどころです。
異世界にある日本風の国を舞台にするのが一番良さそうだと思っております。
作者は侍とか武士とかそういうのは好きなんですけど、天皇とかそういうのはあんまり好きじゃないので、現代ファンタジーを書こうとするとどうしても躓いちゃうんですよね。それに、明らかに無能な政府とか書きたくないですし。
現代小説にするなら私は間違いなくテロリストを主人公にしますね。ファンタジーの舞台を日本にするとだいぶ作品の幅が狭められてしまう。
ここはこうってのが決まってしまっているのは少し窮屈です。その点、大正ロマンとかふわふわしてるけど日本風にできるジャンルはわりと使いやすいんじゃないでしょうか。私はやろうとは思いませんが。
侍なんてファンタジー概念だとでも思ってきゃいいんですよ。異世界(?)ファンタジーのヨーロッパ風の国でも、中華風の国でも侍は存在してるよ!みたいな。だいたい、異世界といえば中世ヨーロッパ風ってのが間違ってると思いますけどね。
結局現代の便利さを取り入れたうえで侍とか忍者とかを同居させるには現実にある国に似たものが登場する世界だけど、実際は別物みたいな棲み分けをするしかないと思ってます。
侍も忍者もいるけどここは日本じゃないし、天皇もいないってね。受けるかはともかくとして、現実にある良さげな要素だけ抽出してあとは自由に世界観を構築するのが一番良いように感じます。
正直な話、日本の町並み汚え〜って思ってる身からすると、現代ファンタジーやろうなんて思えないんです。侍とかそういう好きなところだけ切り抜いて、和風建築が主流のまま発展した日本風の世界とか私は大歓迎なので。
とまぁ、何でも設定しようとすると収集がつかなくなるという欠点もありますね。
木造なのになぜか核ミサイルに耐えれる強度だから近代和風建築のビル!みたいな意味不明なオブジェクトだってその気になれば登場させることだってできる。
ビジュアルって結構大事ですよね。私はそう思ってます。まぁ、使うかどうかは別ですが。
それに、サムライという名前なのに全然侍らしくない格好でも意外とありだと思いますね。
ナルトとか忍者要素は額当てだけですし。
要はそれらしい呼び名の一つとして侍とか忍者とかは扱いやすいんです。だから私は侍とかそういうワードを使いたいなと。
最後に、こうおんけん。
この作品は三人称で書き始めました。
2日で3000文字近くかけたので、意外と三人称ってやりやすいなと思いました。心理描写を重視しないのであれば、視点が限られない分一人称よりも遥かに書きやすいです。特に、その物語で起こる出来事を重視する場合は三人称視点を使うのが適してそうです。
どんな話にするよかというのは具体的にはまだなんですけど、7人くらい主要キャラを集めて歌を歌わせようかななんて考えてます。
合唱部とけいおん部の中間みたいな。
ギターとかベースドラムの音楽隊と、歌唱担当で合わせて11人くらい登場させようかななんて考えてます。
学校を盛り上げるために新しいことを始めようとした主人公たちの話の予定。
共学にするか迷ったんですけど、女性の声だけで構成されたユニゾンとか好きなので女子校にしました。
それと、恋愛描写を絡めたくなかったので。
ラブソングとか歌わせるのに男性が存在したら恋愛させないのは流石に不自然かなと思うので、あんまり良くないなとは思いつつ男性は作品から排除しました。
奉仕部とか風紀委員とか、そういう小説の中にしか存在をカクニンできないような部活にしたいですね。
現実的に考えるとそんなのは許されないけど、別にフィクションなんだから自由にやったれと。
楽器を始めて一ヶ月でありえないほど上達する絶対音感持ちの女子高生ギタリストとか、バンバン登場させていきたいですね。
一応女子だけにするってのはウケ狙いっていう狙いもあったりなかったり。
それに、男性主体の軽音部の作品でヒットしてるの見たことないんですよね。
最近PV稼ぎた意欲が強いので積極的に媚びていく姿勢です。
とまぁ、こんな感じに考えてることを書き出してみました。見返す予定はないですが、壁に向かって素振りするのと同じで結構頭の中を整理するのに役立つかもしれません。

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