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スライムとか

ネットファンタジー小説でスライムほど根強い人気を誇るモンスターを知らない。
スライムとドラゴンの2強だと思ってる。
ヴァンパイアも一応モンスターのくくりではあるんだろうけど、あれは人型モンスターだから論外だ。
昔見かけたのだとスケルトンから進化して〜ってのが割りと定番だった。だいたい人間の姿を取り戻してからエタルまでがね…。
スライム系の元祖って何なんだろうか。
某転生スライム?あれスライムとか言いながらほぼヒトガタじゃんってツッコミたくなるよね。
私の中だと某転生スライムが最初だったかなー。
意外と調べてみるとちらほらスライムに転生するという内容の小説は多くて、某スライムより以前でもそれなりに存在していた。
その中で一番ヒットしたのが某スライムだったわけだな。納得。
まぁ、こういうのって一番最初に投稿された作品よりも一番最初にヒットした作品が尊ばれるものだから後続でスライムに転生させたところで読まれるための需要をみたせるのかというとなかなか難しいなと思う。
米のかわりにインド米食べるみたいな風情がある。
転生モノって意外ともう出尽くしちゃった感が出ていて、よっろどオリジナリティというか、見かけなかったような内容じゃないと売り出すのは厳しいのではないかと言うふうに見てしまいますね。
まぁ、そうは言うものの最近適当に書き始めたスライムマスターはほとんど何も考えないで書いてるからあまりオリジナリティを出そうとかいう意識がないですね。何度も一話を推敲して物語を進められない症候群なので変に肩肘張らずにかけるスライムマスターは書いていて面白いです。
設定の粗とかどうでもいいってサイコーですね、ハイ。
実はこんな歴史が!?みたいな設定一切ないし、本当気楽なもんですよ。
テンプレート的な物語って読む文には暇つぶしに使えるけど、書くとなると妙なプライド発揮して抵抗感がでてきて書けなくなってしまう。
オールドエッジ?は魔法の設定をこねこねしてるけど、そもそも魔法って概念がなーというところで詰まってしまいますし、もう5年以上温めてる設定もとっておきすぎるせいで書き出しから躓く始末です。
かがやきのちからと書いて煌力みたいな設定なんですけど。需要ありますかね。煌力を使いすぎると〜みたいなバッドエンド一直線な設定があって内心誰か続き書いてくれってなりがち。
突き詰めればファンタジーの設定なんてそういうものだからで終わってしまうものだけど、一応自分が納得するためだったり、何かしらの理由はあった方がいい。呼び方が違うだけで魔力じゃんとか思う人もいるだろうけど、小説って名付けとかもっと自由で良いと思うんですよね。
今となっては魔力といえば誰にでも通じますけど、魔と聞くとやっぱり私は禍々しいイメージをどうしても感じてしまいます。陰陽道系のせっていは苦手なので考えたことないですけど、単に呪術とか言ったりするの嫌なので晴明術とか、晴明流みたいな名前にしますかね。晴明の策謀によって途絶えた道満術とか、そういうの美味しい設定だなって思います。
どんな言葉も最初は造語から始まります。
単に魔術と呼ぶよりも、波術とか名付けてみたほうがきっと愛着湧きますし、代わりに読者は置き去りになりますけど、物語の合間合間に語られる設定で保管すれば問題ないんじゃないかなと思います。
結局私が考えた最強の設定なんだから極力既存の名称に頼らないで造語まみれにするのもありです。
話がそれました。そんなふうに書いて何を話そうと思ったか忘れる。脱線あるあるです。


なんにせよ、テンプレ小説の良いところは作者が長編を書く上で必要となる構成力を磨けるという点ではないかと思います。
いくら上手な文章が書けても物語の構成が悪いとおもしろくなくなってしまいますからね。
そうした意味でスライムマスターがいい経験になったりしないかなと未来の自分に期待中です。
書きたいことは多分これくらいかや。
では。

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