こんにちは。
笹野にゃん吉です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884654513/episodes/1177354054886334678カナンとフギに助けられたミラは、彼女たちとともに旅を再開する。
目的地は防区。カナンはビルという男に用があるらしい。
しかしこの女、明らかにただ者ではない。屈強な獣を連れているだけでなく、顔面の半分は包帯におおわれ、もう半分にも醜い傷が覗いている。宿には泊まらず、食糧を確保するにも罠を用いず、夜にあるき昼に休む。
怪訝に思っていたミラだが、訊ねることもできない。
だが旅を続けていくうち、やがて彼女のほうから「お願いがある」と言い出した。そのためには、まず秘密を聞き届ける必要まであるらしい。
ミラは覚悟を決める。
そして明かされる女の正体は――。
第二部は、ここまでで前半がようやく終了というところでしょうか。
次回は十六章でなく幕間をはさむと思います。
それでは今回はここまで。
またまたー!