最近見たネットでの意見に、数値の出る異世界ファンタジーは別ジャンルにしてくれないかなーと言うのがありました。MMOVR系の作品ですね。分かります。なろうではジャンル別れてますもんね。苦手な人がいる訳ですし、カクヨムでもいつかは別れるのかも知れません。
私も戦闘力とか素早さみたいな細かいステータスが数値で出てくる作品はちょっと苦手です。作り物の世界なのかな? って思っちゃうんですよね。そう言う描写が出ると。
ただ、もっとおざっぱなレベルみたいなものは、別にあってもいいかなって思うんです。
ほら、武道で言うところの段位みたいなものですよ。あれ、分かりやすいでしょ? ふん、レベル15の俺にとっては雑魚だな! みたいな描写はあってもいいんじゃないかと。それ以外のパラメーターの数値表現はいらんですが。
いや勿論ゲームが舞台の作品ならバリバリ数値表示があっていいですよ。けど、ゲームが舞台でない作品で細かいパラメーターが数字で表示されるのはおかしいですよカテジナさん! と、私は思う訳です。飽くまでも個人の感想ですけど。
で、このレベルなのですけど、段位のようなものと言うように認定試験を経て認められるのがいいかなって思うんです。戦闘が終わって即レベルアップはしない。だってそれ、変ですもん。あ、リアル異世界ならって事ね。強さはそれを見極める人が見極めて初めて実感出来るものだと思うんですわ。後、そのレベルの強さの公平性も認定する人が認定してこそですよね。
そう言う意味で言うとダンまちのあのシステム、あれはいいですよね。ダンまちもレベルの概念はあっても細かいパラメーターの数値表現はありません。アニメの途中からしか知らないので、本当は細かい数値表現もあるのかもですが(汗)。
で、レベルが上がるとどうなるのかと言うと、魔法を覚える時により高位な魔法を教えてもらえるとか、武術や剣技でもより難度の高い技を教えてもらえるようになるとか、そう言う特典がある訳ですよ。
後は冒険者の依頼でも一定のレベル以上の冒険者用の依頼とかを選べるようになるとか。これは逆に低レベルだけど頑張って高レベルの依頼をクリアしなくちゃいけない、みたいな展開もありですわな。わなわな。
と言う訳で、ゲーム的な異世界でなくても、レベルの概念くらいはあっていいかなと思う私なのでした。