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猫小説コンプリーツ!

 運営さんの公式ニャンニャニャン『【「猫の日」記念・2/22~3/7募集】カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」大募集!』に参加した作品が5つになりました! やったぜ! ドンドンパフパフー♪
 と言う訳で、今日から100%KACに専念したいと思います。

 コンプリート記念で、今回私が書いた作品5つを紹介するぜ!

 まずは『化け猫のコハギ』。
 https://kakuyomu.jp/works/16818023214020881922

 この作品は、化け猫の里に見迷い込んだ子供が人間界に戻る話です。最初の話からちょっと変化球を狙ってみました。猫で話を考えていていた時、ファンタジー書きとしてはやはり猫を喋らせたい。しゃべる猫ってどう言うのがあるかな。そうだ! 化け猫だと。
 それでこう言う話になったのですけど、普通に子供が帰るだけだと別れがあって淋しいですよね。それはそれで人生の教訓にもなるのですけど、ハッピーエンドにもしたいじゃないですか。なので、コハギも普通の猫の生活をまたしたかったと言う流れにしてみました。

 次は『大賢者の使い魔』
 https://kakuyomu.jp/works/16818023214191511442

 この話は、宝箱の中のお宝が猫だったと言うものですね。魔法使いの使い魔は黒猫と言う定番から発想しました。やはりジャンルはファンタジーです。ファンタジー書きですから。
 で、猫がチートで無双でサクッと終わりますけど、それだけじゃ味気ないのでライバルを出したんです。色々妄想が捗るように同じ能力を持つ猫を出したのですね。アトムの頃から、同じ能力を持つライバルキャラは王道ですな。

 その次は『猫の天使様っ!』
 https://kakuyomu.jp/works/16818023214306201390

 この話は運がいいと思っていた少女が、自分の人生の仕組みの違和感に気付くと言うもの。ちょっとシュールでちょっとホラーな展開になっています。
 ネタバレすると、死んでしまった少女はパラレルワールドで再構成されているんですよね。何者かによって。その象徴が羽の生えた猫の天使。私のアイコンのアレですわ。色々な設定が明かされずに投げっぱなしなのはホラーの文法です。何かが引っかかる違和感を感じてもらえたなら何よりです。

 4つ目は『魔法使いに猫にさせられた彼女と暮らしています』
 https://kakuyomu.jp/works/16818093072832733623

 この話の内容はタイトル通りなのですけど、展開はおとぎ話のテンプレですよね。魔女に呪われて姿を変えられた存在が、真実の愛で呪いが解けてハッピーエンド。やっぱりファンタジーなんですよ。ファンタジーしか書けませんので。
 この話では魔女をおびき出すのに魔法少女を登場させています。魔法少女と魔女が敵同士って流れはまどマギが作っちゃったんでしょうかね。ちゃんとこの魔法少女が落ちの要因にもなっていて、上手くまとめられたと思います。割と読まれていますし。それはあらすじタイトルだったからかも知れませんけど。

 最後は『お護り猫』
 https://kakuyomu.jp/works/16818093073071054999

 この話は、霊力の強い猫が悪霊を追っ払ってくれると言うもの。元ネタは私がコビッドに罹患していた時に感じた嫌な雰囲気です。私の場合は体調が戻ったら自然に治りましたけど、除霊を猫がしてくれたって展開ですね。
 人と猫の出会いも運命のような必然があると思うんです。それを描きたかったと言うのもありました。ちゃんと表現出来ていたらいいな。


 と、そんな感じで。最初に猫企画を見て思いついた近況ノートに書いたネタ、全部使ってません。結局そんなものです。猫小説、書いていて楽しかったな。
 全てファンタジーなのはファンタジーが書きやすいというのもあるのですけど、今は猫を飼っていないからと言うのも大きいです。昔飼っていた事はあるんですよ。もう記憶も朧気でねえ……。
 もし今も現役バリバリで飼っていたら、もっとリアルな話も書けていただろうな。

1件のコメント

  • るしあん @猫部(期間限定)さん こんにちは。

    人それぞれですからね。多く書ければエラいと言うものでもないです。連載重視のその姿勢は素晴らしい。私は連載の方を止めてしまいました(汗)。
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